“美”に対する消費者のニーズ、「アットコスメ」トレンドキーワード5つを発表! 「おくち美活動」「旅備コスメ」「コンシーラー七変化」ほか

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成分フリーpick

 2020年コロナ禍の影響で、マスク生活を通して肌荒れに悩まされる人が増加しました。そんな中、肌荒れの鎮静効果を期待できる成分として、韓国発の「CICA(シカ)」成分が大ブームを巻き起こしていました。それ以降も、「レチノール」や「ナイアシンアミド」「ビタミンC」といったように、配合されている成分に注目が高まっていきました。ユーザー調査では、「成分を意識して化粧品を選ぶことが増えた」について43.1%が「はい」と回答していました。昨今では、美容感度の高い人たちの中で、あえて特定の成分が入っていない「○○フリー」商品を好む傾向にあることも分析されています。例えば、「酸化亜鉛フリー」「グリセリンフリー」「タルクフリー」「サルフェートフリー」のようなワードの出現率が上昇傾向にあるようです。

バリュパ消費

 昨今、ファッション・フィットネス・食事・趣味など、あらゆるシーンにおいて“タイパ”(タイムパフォーマンス)を意識したサービスや商品展開が加速傾向にあります。美容業界でも同様に、そのような動きが見られていると@cosmeは分析しています。出現率で見ていくと、“タイパ”というワードが昨年の7倍にも上っているとのこと。

“タイパ”と聞くと、=時短と捉えがちですが、ユーザーに対して「あなたにとって、化粧品や美容における『時短』と『タイパ』は違う意味だと思う」に関する調査を行うと、全体の36.3%が「はい」と回答していました。また、「多少時間やお金、手間がかかっても価値のあるものを手にしたいと思う」という設問では、46.7%が「はい」と回答していました。このような背景から、@cosmeは「本質的タイパ」を求める消費者傾向について、“バリュパ消費”と名付けました。美容においての“タイパ”は、“ただの時短”では消費者の心を動かすことは難しいという点、初期費用が多少かかったとしてもそれなりのリターンを得られる事が、美容業界における本当の意味での“タイパ”と呼べるのではないかと分析されていました。

 このように、美容業界では時代の変化とともに、消費者のニーズも日々変化していることが見受けられますね。この結果を踏まえて、今後コスメの注目度がどのように変化を遂げていくのかますます目が離せませんね。

(LASISA編集部)

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