こんにちは、親子で美術館を巡るライターの菅智香です。
今回は親子で楽しめる「角川武蔵野ミュージアム」を紹介します。
「ミュージアム」という名が付いていますが、東所沢にある角川文庫が主催する大型図書館です。
本が好きな子が楽しめるのはもちろん、本にあまり興味がない子でも、興味を持つきっかけになると思いますよ。
室内で見られるプロジェクションマッピングも必見です。
ぜひチェックしてくださいね。
巨大な岩のような建物は「隈研吾」設計
東所沢の駅から閑静な住宅街を抜けると、どーんと大きな岩のような建物が現れます。
これが角川武蔵野ミュージアムです。
隈研吾氏の設計で、見る角度や光の加減によってさまざまな表情を楽しむことができます。
外側からは分かりませんが、中は5階建てになっています。
この記事では5つのフロアの中から、親子でぜひ行っていただきたい!2フロアをご紹介します。
この館の目玉!「本棚劇場」
4階にあるのが「本棚劇場」です。
約8メートルの巨大本棚に囲まれた図書空間で、約2万冊の本が並んでいますよ。
ここでは「本と遊び、本と交わる」がコンセプトのプロジェクションマッピングが1時間に3回上映されています。
まるで本の内容が表紙の外に飛び出してくるような音と映像は圧巻ですよ。
2020年の紅白歌合戦で、YOASOBIがパフォーマンスを披露したことで、一気に知名度が上がったエリアです。
自然と本を手に取れる「エディットタウン-ブックストリート」
本棚劇場と同じフロアにあるのが「エディットタウン-ブックストリート」。
子ども向け、大人向けなどの区分はなく、カテゴリーごとに分けられているのがポイントです。
興味のある分野がまとめて置いてあるので、子ども向け、大人向けなど関係なく、さまざまな本を自然と手に取れます。
娘はものすごく分厚い、大人向けの図鑑を取り出し、挿絵に魅入っていました。
未就学児でも楽しめる!「マンガ・ラノベ図書館」
1階にあるのが「マンガ・ラノベ図書館」です。
約3万冊の日本のライトノベルに加え、約7000冊のマンガや児童書が所蔵されていますよ。
子どもが夢中になる仕掛けも多く施されていて、未就学のお子さんや小学校低学年のお子さんも楽しんでいましたよ。
小さめの中庭もあるので、気分転換をすることもできます。
チケット購入は注意して!
入館にはチケットの購入が必要で、入場エリアによって値段が変わってきます。
自分が行きたいエリアを確認してから購入してくださいね。
<KCM スタンダードチケット>一般1400円
入場可能エリア
・1F マンガ・ラノベ図書館
・4F 本棚劇場
・4F エディットタウン-ブックストリート
・4F 荒俣ワンダー秘宝館
・4F EDIT&ART ギャラリー
・マンガ・ラノベ図書館
<マンガ・ラノベ図書館>一般600円
入場可能エリア
・1F マンガ・ラノベ図書館
本に興味を持つきっかけに♪
たくさんの本に囲まれる異空間は大人も子どもも楽しめます。
ぜひ、角川武蔵野ミュージアムに足を運んでみてくださいね。
※写真撮影OKか、確認をしてから写真撮影しています。
館内はフラッシュ撮影、動画撮影はすべて禁止です。また撮影禁止エリアもあるので注意してください。
<あんふぁんメイト 菅智香>
夫・長女7歳(小2)
4歳の娘を育てながら「育児料理アドバイザー」として活動中。少ない材料で簡単に作れるレシピをご提案します。
配信: あんふぁんWeb
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