iPhone7で使えるApple Payって利用してる?どう便利か調べてみた

第767回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
Apple Payは3月1日、あらたに7種類のクレジットカードに対応。これによって、国内クレジットカード市場の86%を、Apple Payがカバーできることになりました。

●そもそもApple Payとは?

そもそもApple Payってなあに? という人のために、改めて概要説明すると、iPhone7やApple Watch Series2からスタートしたApple独自の決済サービス。あらかじめ、Apple Payに自分の電子マネーカード(iDやQUICPay、Suica)を登録設定し、駅の改札や支払端末にかざすだけで、自動的に引き落としが完了するというもの。例えば、Suicaとクレジットカードを登録しておけば、クレジットカードからSuicaにチャージするということもできるというもの。

iPhone7の発売以来、利用者は徐々に増えていましたが、3月1日にはAMEXやジャックス、エポスカード、ライフカード、アプラス、ポケットカードが利用可能になったことで、より色々な場所でApple Payが使えるようになったというわけ。

Apple Pay

●Apple Pay どんなところで使える?

ところで、気になるのはどんな利便性があるのかという点。特に、ママたちにとっては…?

まず、一番の利便性といえば、“使えること”。Apple Payに登録できる電子マネーで、一番使えるお店が多いのはどこか、調べてみると国内で利用店舗数が最大なのが「iD」。イオングループやローソン、ファミリーマート、マクドナルド、ジョナサンなど、普段よく利用する様々なショップを網羅しているのが特徴。もし、これらの利用頻度が少ない人も、JRならよく利用するという人は「Suica」。現状、PASMOなどの私鉄電子カードは利用できず、Suicaのみが利用可能となっている。

●Apple Payとクレジットカードのより良い組み合わせは?

すると、それらと組み合わせるクレジットカードとして最適なものは…? お得という観点で調べてみると、クレジットカードによってポイントの還元率は異なるため、より還元率の高いクレジットカードを組み合わせるのが得策な様子。

「iD」で利用できるクレジットカードでポイント還元率が高いのは、「dカード」「オリコカード・ザ・ポイント」「イオンカードセレクト」の3種で、とくにドコモユーザーの場合は「dカードゴールド」がオススメ。月々のドコモの利用料金の10%がポイント還元され、このポイントだけでまず元は取れそう。基本のポイント還元率も1%と悪くない。また、ローソンでの買い物の場合は5%と、かなりの高還元。近くのコンビニがローソン、しかも、ドコモユーザーならば検討しても良い組み合わせといえそう。

「Suica」の場合、注目したいクレジットカードは「ビックカメラSuicaカード」。年1回利用するだけで、次年度の年会費が無料であり、ビックカメラ以外での買い物も常時1%がポイント還元。また、定期券購入やSuicaへのチャージでもポイントが貯まるから…。働いている人は毎月の交通費でポイントが稼げるという高特典。

ただ、Suicaをはじめとする鉄道系のカードは、エリアをまたいでの利用はできないから、関東圏にお住まいで、普段移動が多い人は検討しても良いかも。

以上、代表的なカードをそれぞれ紹介しましたが、今後も様々なカードが対応する可能性大。自分の普段の行動と生活圏を振り返ってみて、使いやすい組み合わせを見つけましょう。
(文・林檎坂ゆみ/考務店)