“おやつ”の誘惑に打ち勝つ「6つの方法」…“買い物”&“おうち”で注意すべきこととは?

“おやつ”の誘惑に打ち勝つ「6つの方法」…“買い物”&“おうち”で注意すべきこととは?

「6つの方法」おうち編

 次に【おうち編】3つを紹介します。

・こまめに歯磨きをする
 歯磨き後に食べ物を食べることに抵抗がある人は多いのではないでしょうか。ミント系の歯磨き粉を使えば、気分もすっきりするだけでなく、その後のお菓子もあまりおいしく感じないはずです。小腹が空いたと感じたときには歯磨きをしてみましょう。マウスウオッシュやフロスもおすすめ。

・アロマオイルやお香をたく
 アロマオイルやお香などを室内でたいてみましょう。強過ぎる香水はNGというドレスコードを設けるレストランがあることからも分かるように、食事とはほど遠い香りで部屋を満たすことによって、何かを食べようという気持ちを遠ざけてしまう作戦です。

 なかでもグレープフルーツの香りに含まれる成分には、食欲を抑える働きが期待できるとも言われています。

・集中できる趣味を持つ
 おやつを食べたくなったら、ゲームや読書、ネイルなど何か集中できる趣味があれば気を紛らわすことができるはずです。手先を細かく使う作業を伴うものなら、ついお菓子に手が伸びることもないはず。スキルアップのための勉強などに励むのも自分にとってメリットになります。


どうしても食べたいときにOKな食材は

間食してもOKな食べ物・時間帯・食べ方は?

 それでも、どうしても我慢できないときは思い切って間食してしまいましょう。ただし、正しい「おやつの種類」「食べる時間帯」「食べ方」を守ることが大切です。

 間食の適量は、厚生労働省の「生活習慣病予防のための健康情報サイト」によると、200kcal程度。食欲に任せて甘いケーキやスナック菓子を食べてしまっては軽く200kcalを超えてしまいます。

 間食をするときには「高タンパクで低カロリー」のものを選ぶこと。タンパク質は筋肉量を増やし基礎代謝をアップしてくれるので、ダイエットの強い味方。腹持ちも良いとされ、間食にもぴったりです。

 具体的にはヨーグルト、チーズ、小魚、ピーナッツやカシューナッツ、おからを使用したスイーツや大豆を使ったスナックなどが挙げられます。

 次に間食をする時間帯です。“おやつは3時”とイメージする人も多いかと思いますが、実際、15時はおやつを食べるのに最適だと言われています。昼食と夕飯のちょうど真ん中の時間帯で、ちょうど小腹の空く時間帯だからです。我慢するよりも少し食べてしまった方が夕飯の“ドカ食い”を防ぐことができます。

 さらに、日本大学の榛葉繁紀(しんば しげき)氏の研究により、脂肪をため込む「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の一種は、14~15時に特に少なくなるということが解明されています。つまり、この時間帯に間食を取れば脂肪が蓄積されにくいというわけです。

 最後に、正しい「食べ方」について。厚労省の「2009年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、食べるのが早い人ほど、肥満度が高いとのこと。「早食い」や「ながら食べ」では、心も満たされません。ゆっくり味わいながら食べましょう。

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