金銭感覚の違いを乗り越える!嫁との円滑な家計管理6つのポイント

金銭感覚の違いを乗り越える!嫁との円滑な家計管理6つのポイント

3、金銭感覚は育った環境などに左右される感覚なので直すのは難しい

金銭感覚は、生まれ育った環境などに大きく左右されてしまう感覚なので、ズレを埋めるのは難しいかもしれません。彼女の生まれ育った環境を否定することになるからです。

とはいえ、結婚生活を続ける上では金銭感覚のズレは大きな弊害になるのは目に見えています。

夫婦関係が悪化する原因の一つです。

金銭感覚のない嫁とうまく付き合っていくためには、長い年月をかけて溝を埋めていく必要があるでしょう。

収入と収支について理解してもらえるように、きちんと話し合っていくことが大切です。

お嫁さんが専業主婦なら、職についてもらって、自分が自由に使えるお金を稼いでもらう方法もあると思います。

4、金銭感覚のない嫁と話し合うときに知っておくべき「相場」の知識

金銭感覚のない嫁と金銭感覚のズレを埋めていくためには、生活費の相場を互いに理解し、お嫁さんにも理解を得ていく必要があります。

そもそも、あなたはお嫁さんに家計を任せているから不安になっているのではないでしょうか。

家計の管理を夫であるあなたが担えば解決するケースもあります。

お嫁さんが家計を手放さない、家計を自分が管理しては結婚した意味がないと感じるならば、金銭感覚の意識のズレを相場で提示しながらお嫁さんに理解してもらえるように働きかけていきましょう。

(1)食費にかける家計の割合は15%

食費にかける家計の割合は手取り金額の15%程度に止めましょう。

例えば、手取り30万円の家庭なら四万五千円程度です。

外食費ももちろん含めます。手取り40万円の家庭なら6万円です。

ただし、子どもの人数にも左右されますから、家庭によって変動する可能性があります。

ですが、相場としては15%程度とお嫁さんには理解してもらいましょう。

(2)家賃や住宅ローンにかける家計の割合は25%

住居にかかる家計の割合は、おおよそ25%程度に抑えましょう。

無理な住宅ローンは家計を圧迫してしまいます。お嫁さんに金銭感覚がなく、やけに高額なマンションを購入しようとしたなら相場を教えてあげるべきです。

例えば、手取り30万円の家庭なら住宅にかけられる金額は7万5千円。

ローンを組む場合でも毎月の支払いはこの額に収まるようにしていきましょう。

手取り20万円の家庭なら5万円です。手取り40万円の家庭なら10万円になるでしょう。

(3)水道・光熱費にかける家計の割合は5〜6%

お嫁さんの金遣いには直結しませんが、一般的な家庭での水道・光熱費にかける割合は5〜6%です。

30万円が手取りの場合には1万5千円から1万8千円程度に抑えましょう。

子どもの人数や両親と同居しているなど暮らす人数で変動していく数字です。

夫婦2人なら5%で済みますし、4人家族なら6%かかる可能性もあるでしょう。

(4)通信費にかける家計の割合は5%〜6%

お嫁さんのスマホの料金が高額なら、相場を教えてあげましょう。

通信費にかけてもいい相場は5%から6%です。

手取り30万円の家庭なら、1万5千円から1万8千円。

お嫁さんが1人で2万円以上使っているなら、それは相場からかけ離れています。

余計なアプリの利用や課金などはお嫁さんに説明し、やめてもらいましょう。1人1万円以下であるべきです。

通信費も家族の人数に左右されますから、夫婦2人なら1万5千円を目安に考えてください。

(5)子どもの教育費にかける家計の割合は10%〜12%

金銭感覚のない嫁は子どもにもお金を余計にかけがちです。良い学校に進学させるためには仕方がないお金もあるでしょう。

夫婦の意識が合っているなら教育費は多少多くなっても仕方がないかもしれません。

その場合には他の支出を抑えて子どものためにお金をかけていくべきです。

ですが、一般的な相場では、教育費にかける割合は10%から12%です。

手取り30万円なら教育費は3万円から3万6千円程度。

子どもがまだ幼いなら3万円程度、中高生がいるなら3万6千円程度になるでしょう。

(6)趣味や娯楽費、服飾代にかかる家計の割合は5%

お嫁さんの金遣いの荒さは、趣味や娯楽費、服飾代などではないでしょうか。

一般的な相場は手取りの5%程度です。

手取り30万円ならわずか1万5千円。

高額な化粧品などにお金をかけているお嫁さんの意識は改善していくべきです。

手取り40万円でも2万円以内に抑えるようにしましょう。

(7)交際費にかかる家計の割合は2%

頻繁に友人とランチ会に出かけるお嫁さんには、交際費の相場をきちんと説明してあげましょう。

家計で交際費にかけられる割合の相場は、たったの2%です。つまり、30万円の手取りの家庭なら6千円。

一回のランチ代を千五百円と仮定するなら、月にランチ会に出向く回数は4回程度です。

毎日のように出かけるお嫁さんには、相場をきちんと教えてあげましょう。

(8)日用雑貨にかかる家計の割合は2%

日用雑貨にかけられる家計の割合は2%程度です。

高額なティッシュやトイレットペーパー、洗剤、シャンプーなどを利用したがるお嫁さんの金銭感覚を正したいなら、しっかり教えてあげましょう。

手取り30万円の家庭ならわずか6千円で日用雑貨代は抑えなければいけません。

40万円だったとしても、8千円です。

(9)家族旅行にかかるお金は貯金やボーナスから

金銭感覚のない嫁は、やけに旅行に行きたがることでしょう。

ですが、日本人の年間の旅行回数は国内旅行で約2.56回、海外旅行は0.13回という結果です。つまり、海外旅行は10年に一回行けるかどうかということ。お嫁さんが見栄を張りたがり、やけに海外に行きたがるなら、相場を教えてあげる必要があります。

そして、一回の旅行で使えるお金は、30代で8万5千程度、40代で9万5千程度です。

もちろん家族全員分の旅費のこと。毎月の収入で旅行にいくのは、かなり難しいかもしれません。ボーナスや貯金から旅行に行くようにしましょう。

旅行に行きたいなら節約を心がけ、貯金にお金を回して貯まったら行こう、などと提案していくとうまくいくかもしれません。

(10)貯蓄に回す金額の割合は10%〜12%

将来のためには貯金も必要です。

30万円の手取りの家庭なら、3万円から3万6千円の貯金をしていかなければいけません。

子どもの教育費がかかる世帯なら、もう少しその時期は少なくなる可能性もありますが、夫婦二人なら12%程度は貯金にまわせるはず。

お嫁さんの金遣いを少し我慢してもらい貯金をしっかりしていくことが大切です。

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