©︎ チームラボアーキテクツ *イメージ画像
創輝は、自然豊かな歴史と文化が息づく茨城県北茨城市・五浦(いづら)に、チームラボのアートと自然を融合させた、源泉掛け流し&グランピング「五浦 幽谷隠田跡温泉(いづら ゆうこくおんでんあとおんせん)」を2024年秋にオープンする予定だ。
アートを通して、人の営みと自然の長い時間のつながりを感じながら、湧き出る湯に浸かり、この地のものを食べ、森の谷に泊まる。この場と一体化する体験ができる。
自然と一体化する作品空間「五浦 幽谷隠田跡温泉」
近代日本美術の発展に大きく貢献した岡倉天心(1863-1913)が晩年居をかまえた五浦の地。その海沿いに、入ることも困難な山林があった。
山の奥の深い森を抜けると谷があり、アシで覆われた湿地となった天水棚田の跡を見つけた。それは秘密の棚田のようだった。
そして、かつてあった棚田に思いを馳せながら、森に隠された谷の棚田跡と谷から湧き出る温泉から、五浦 幽谷隠田跡温泉と名付けた。
谷を覆う森を歩き、植生を調査し、谷の棚田跡とそれを覆う森全体を植物と一体となった作品空間にした。さらに森と一体となれるテントとコテージ、棚田跡と一体となった温泉を作った。これが、五浦 幽谷隠田跡温泉のコンセプトだ。
チームラボの作品と融合し夜の森は光のアート空間へ
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五浦 幽谷隠田跡温泉の特徴は、夜の隠田跡にランプが浮かぶチームラボの作品と一体となる、源泉掛け流し温泉。湯には内湯と外湯があり、内湯は男女別の温泉で、外湯は水着で入る男女共通の温泉だ。
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五浦 幽谷隠田跡温泉に常設される、チームラボの夜の森のミュージアム 「チームラボ 幽谷隠田跡」。奥深い森に隠された谷の棚田跡を、森と一体となった作品空間にするもので、夜の森が光のアート空間へと変わる。
チームラボは「自然と人の営みが連続する長い時間の存在に思いを馳せながら、森に隠された谷の棚田跡を作品にしようと思った。谷を覆う森を歩き回り、植生を調査し、谷の棚田跡を覆う森全体を植物と一体となった作品空間にしようと思ったのだ」と語る。
配信: STRAIGHT PRESS