幼稚園児のリュックの大きさは?
幼稚園の遠足や家族とのお出かけには「リュック」が欠かせません。子ども用のリュックを選ぶときは、年齢や体の大きさに見合った物を選びましょう。

4~5歳は13~16L程度
個人差もありますが、4~5歳の身長は男女共に100~110cmほどです。リュックの容量は13~16Lの間で選ぶとよいでしょう。
15L以上であれば、小学校の低学年まで長く使えますし、荷物が多い日でもパンパンになりにくいです。10cm前後のマチが付いていると、お弁当箱も寝かせずに収納できるでしょう。
幼稚園によっては、登園にリュックを使うところもあります。連絡帳やノートはA4サイズが一般的なので、リュックの大きさも「A4サイズがきちんと入るかどうか」を基準に選ぶと失敗が少ないです。
2~3歳は5~10L程度
2~3歳は、保育園やプレ幼稚園に通う年齢です。筋力や体力も少しずつ増してきて、荷物の入ったリュックもきちんと背負えるようになります。
リュックの容量は5~10Lが目安です。「大は小を兼ねる」で大きすぎる物を選ぶとバランスを崩して転倒するおそれがあります。子どもの身長や体格に合った適切なサイズを選んであげましょう。
基本的に、2~3歳の子どもはたくさんの荷物を背負う必要がありません。ちょっとしたおもちゃ・お菓子・おむつなどが入れば十分です。
幼稚園児向けリュックの選び方
幼稚園児向けのリュックは「使いやすさ」が重要です。小さな子どもの手でも容易に開閉でき、体への負担が少ない物が理想です。

チェストベルトの有無
好奇心旺盛なキッズは、活発に動き回ります。走ったり、かがんだりする度にリュックのベルトが肩からずり落ちてしまうため「チェストベルト」が付いている物が理想です。
チェストベルトとは、2本の背負いベルトが左右に広がりすぎないように抑える「補助ベルト」のことで、ちょうど胸の位置で固定されます。
リュックにチェストベルトが付いていないときは、別売りのチェストベルトを後付けしましょう。
開閉がしやすい物
「子どもがリュックを1人で開閉できるか」も重要なポイントです。リュックの開閉部分は、ファスナー・巾着・フック・バックルなど様々ですが「ファスナータイプ」が便利でしょう。
ファスナーのスライダー部分が大きな物やリング状になっている物は、力を入れずに簡単に開閉できるため、小さな子どもには最適です。
また、左右にファスナーが開く「ダブルスライダー」は、開閉が容易な上に、物の出し入れが楽にできるというメリットがあります。
軽量で丈夫な物
遠足ではお弁当や水筒が入ったリュックを長時間背負います。リュック自体に重量があると肩に負担がかかってしまうため、軽量でベルト部分が肩に食い込みにくい物がよいでしょう。
ただ、軽さを重視しすぎると「生地の耐久性」が疎かになりがちです。薄くてペラペラな生地は鋭利な物に引っかかるとすぐに破れてしまいます。
幼稚園児は、それほど重い荷物を入れる必要はありませんが「生地に適度な厚みがあるか」や「耐久性は十分か」もチェックしておきましょう。
男の子向け 幼稚園児用のおすすめリュック
幼稚園児といえども、自分の好きなデザインやモチーフにこだわる男の子は多いものです。好きなリュックと一緒なら、お出かけがより楽しくなるでしょう。

車好きな子に人気 キッズ リュックサック イエロー車
「フィラ」のキッズリュックは、全面に車の模様が施されたおしゃれなデザインで、明るいイエローが目を引きます。
サイズは、2~5歳の子どもに適した6L(S)と、物がたっぷり入る8L(L)の2種類です。
大きく開閉できるメインポケットのほか、フロントポケット・ドリンクポケット・内ポケットが付いており、見た目以上にたくさんの物が入ります。
素材は丈夫で速乾性のある「ポリエステル」です。雨や汗でぬれてしまっても、スピーディーに乾くため、デイリーユースにはぴったりでしょう。
・Amazon:フィラ「キッズ リュックサック デイパック」
軽量で背負いやすい フライウェイト ハーフドーム キッズ アズテックブルー
アメリカで人気のアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」のリュックは、街歩きや遠足で重宝する軽量タイプです。背面は体にフィットする構造で、長時間背負っても疲れにくいでしょう。
ショルダーハーネスには通気性のよいメッシュ素材が採用されており、サマーキャンプでも快適に使えます。
リフレクターやホイッスルなど、普通のリュックにはない機能が充実している点にも注目しましょう。
開閉しやすいダブルファスナーで、メインポケット・フロントポケット・ボトルポケットなどが付いています。
・Amazon:ザ・ノース・フェイス「フライウェイト ハーフドーム(キッズ)」
内側にネームカード入れ チアフル キッズ リュック SAX(海の仲間2)
おしゃれなキッズにおすすめなのが、カリフォルニア発のアウトドアブランド「アウトドアプロダクツ」の「チアフル キッズ リュック」です。
「海の仲間2」は、くじらやイルカが描かれたキュートなデザインで、お出かけが楽しくなるはずです。
メインポケットの内側には、ネームカードが入ったインナーポケットが付いており、誰の物かがすぐに識別できます。
スライダー部分が輪っかになっているため、子どもの小さな手でも楽に開閉できるでしょう。
・公式:アウトドアプロダクツ「チアフル キッズ リュック SAX(海の仲間2)」
女の子向け 幼稚園児用のおすすめリュック
女の子はお気に入りのカラーやおしゃれなデザインのリュックを背負うと、ウキウキした気持ちになります。デザイン性はもちろん、体への負担を考慮したおすすめのアイテムを紹介します。

おしゃれな花柄 キッズデイパック レトロフラワーピンク
「ハンナ フラ」のキッズデイパックは、軽さ・耐久性・デザイン性のすべてを兼ね備えた人気のアイテムです。
本体の重さはわずか274gで、ベルトには肩への負担をやわらげるクッション素材が採用されています。
メインポケットの内側にドリンクポケットが付いているため、リュックのなかで水筒が逆さまになる心配がありません。
素材は速乾性に優れたポリエステルで、雨や汗をはじく撥水加工が施されています。肩紐にアジャスターが付いているので、小さな子どもから小学校低学年まで長く使えるでしょう。
・Amazon:ハンナ フラ「キッズデイパック レトロフラワーピンク」
耐久性に優れた アーガイルバックパック イエロー×オレンジ
アーガイル柄のレザーパッチが特徴的な「アーガイルバックパック」は「ほかの子と被りたくない」というキッズにぴったりです。
ハリのある1000デニールのコーデュラナイロンを採用しているため、見た目にも高級感があります。
本体にはファスナーと巾着がダブルで採用されており、小さな荷物から大きな荷物まできちんと収納できるのが特徴です。パットは柔らかく、長時間背負っていても苦になりません。
カラフルでかわいい チャイルド・デイパック 2.0 Multi A
「ケルティ」はアメリカで生まれたアウトドアブランドで、バックパックの発祥元ともいわれています。
「チャイルド・デイパック」は、開閉のしやすさにとことんこだわった子ども向けのシリーズです。
スライダーには球状になった紐が付いているのが特徴で、子どもの小さな手でもスムーズに開け閉めができるでしょう。
ポケットが多いリュックは利便性が高いですが、小さな子どもの場合「どこに何を入れたか」を忘れてしまうことがあります。
本製品はメイン収納とサブポケットのシンプルな構造なので、物がすぐに取り出せます。
まとめ
幼稚園児になると、登園や遠足でリュックを頻繁に使うようになります。長時間背負うことを想定し、子どもの体に負担がかからない軽量な物を選びたいものです。
耐久性に優れた15L以上のリュックは、小学生の低学年まで使えます。子どもが好きなデザインなら、使えば使うほど愛着が増すでしょう。