5、スカッとしたい!嫁いびりを止めさせる方法
度重なる嫁いびりにもう我慢の限界!いい加減この状況から抜け出したい…というみなさんは、これからご紹介する方法を参考に対処を行ってみてください。
(1)夫に嫁いびりを止めさせるようはっきり伝える
なんとかして姑に仕返しがしたいと憤っている方も多いと思いますが、仕返しをしたところで姑との関係が改善されることはなく、むしろ悪化する一方です。
根本的に問題を解決するためには、まず夫に現状を洗いざらい説明し、夫から姑に嫁いびりを止めるよう話してもらうのが1番効果的でしょう。
(2)自分の親族にも協力してもらい話し合う
夫から話してもらっても「嫁の言いなりになっている!」と姑が頑なな態度を見せる場合は、他の親戚も含めて話し合いを行ってください。
自分の両親や兄弟に加勢してもらうのも良いですし、嫁いびりの現場に居合わせたことがある親戚から姑に忠告してもらうのも良いです。
なるべく多くの人に協力してもらい、客観的な意見を姑の耳に入れることで考えを改めてもらいましょう。
(3)距離を置く
姑と同居している場合は家を出る、定期的に訪問している場合は一切出向くのをやめるなど、姑との接点をことごとく断つことも方法のひとつです。
物理的な接触がなければ嫁いびりの被害もだいぶ軽減されると思いますので、場合によっては「嫁いびりを止めてくれない限りお義母さんとは会いません」と親戚中にアナウンスしてしまうのもアリでしょう。
(4)離婚する
これは最終手段ですが、対処を試みても状況が改善されない・夫が味方になってくれないケースでは、離婚を選択するしかないこともあります。
無理に結婚生活を続けて心身に不調をきたすくらいなら、新しい道に一歩踏み出して身も心も軽やかになりましょう。
6、嫁いびりを理由に離婚が浮かんだら考えるべきこと
最後の砦「離婚」の2文字が頭に浮かんだら、後悔しないためにも次のポイントをクリアにしておくのがおすすめです。
(1)まずは夫としっかり話す
離婚以外に嫁いびりから解放される方法はないのか、先ほどご紹介した対処法を夫とじっくり検討してみましょう。
これまであまり真剣に話を聞いてもらえなかった場合は、「1人で悩んでいるのが辛かった」「なぜ味方になってくれないのか分からなくて失望した」と、自分の気持ちも素直に伝えて、夫婦としてやり直す方法もあわせて話し合うことが必要です。
(2)時間の経過を待つ
今は信じられないかもしれませんが、結婚から10年〜15年待ってみてください。
たいていの場合、嫁いびりに悩まなくなっているはずです。
その理由は、お嫁さんであるあなた自身が、姑の存在、いびりに慣れてくるからです。
中には、嫁の方が強くなっているケースもあります。
子供でもいる場合は、子育て中色々言われることもあるでしょう。
しかし、母としても、あなたは日毎に強くなっているのです。
一方の姑は歳をさらに重ね気も弱くなってきます。
そして何より、姑自身も、あなたというお嫁さんがいる生活に慣れてくるのです。
(3)弁護士への相談
今の状況で離婚した場合に、具体的な手続きや夫婦それぞれの負担はどうなるのか、弁護士に相談することで法的なアドバイスを受けることができます。
今後どういうトラブルになることが想定されるのか、どういったことに備える必要があるのかも尋ねることができ、現在の不安を解消することに役立つでしょう。
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配信: LEGAL MALL