新NISA・新紙幣発行などにより、金融教育への関心はこれまで以上に高い
「今年の夏休みに特に体験させたいことは何ですか<MA>」と聞いたところ、第1位は「金融教育関連」(186)、第2位は「英語・英会話スクール」(165)、第3位は「スポーツ系」(144)となりました。
同社で2023年12月に調査を行った「年末年始の学習と過ごし方に関する調査( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000013831.html )」では、保護者間で話題になった習い事・子どもにさせたい習い事として英語とプログラミングが上位に選ばれていますが、それ以上に2024年1月から開始された新NISAや7月から新紙幣が20年ぶりに発行されたことを受けて、金融関連の関心が高まっていることがうかがえます。
夏休みの体験や習い事の情報は、口コミから得る親が多い結果に
「夏休みの体験や習い事はどこから情報を収集しますか?<MA>」と尋ねたところ、「インターネット」(207)が多いものの「学校や地域からの情報」(187)や「親のコミュニティによる口コミ」(166)が上位にランクインしました。
各メディアやSNSで多く情報が飛び交う昨今でも、夏休みの体験や習い事は、より身近なところからも情報を収集していることが判明しました。
最後に、「新しい取り組みや習い事を行うことで、子どもにどのような力を身につけてほしいと思いますか?<MA>」と質問したところ、「自分で考え解決する問題解決力」(292)、「自ら進んで行動する自立の力」(252)を選ぶ親が多くいました。
PCやスマートフォンによる検索で、子どもが膨大な量の情報を簡単に得られる時代になっていることも、考える力や自発的な行動を身につけてほしいと感じる要因の一つと考えられます。
今回の調査では、夏休みは親の共働きなどが理由で、子どもがひとりで過ごしたり、友だちと遊んで過ごすと回答した親が多いことがわかりました。
また、勉強をせず生活リズムが狂ってしまうことを課題に感じており、体験型の学習を通して、問題解決能力や自主性、コミュニケーション能力を養ってほしいと考えていることがうかがえました。
配信: マイナビ子育て