5、子どもが一時保護されたら弁護士に相談を
「児童相談所の職員が自宅に来た」「子どもが一時保護されて困っている」という方は弁護士にご相談ください。
冷静になれていない方が多いため、まずは弁護士に状況を話し、適切な対応策を考えることが大切です。
一時保護の決定そのものを覆すのは容易ではありません。
少しでも早く子どもとの生活を再開したければ、まずは保護者が意識を改め、必要に応じて周囲のサポートを得るなどして養育環境の整備を進めて、児童相談所の理解を得るのが重要です。
感情的に対応してはいけません。
また、もし虐待していれば逮捕される可能性があります。
刑事手続に入ると刑罰を受ける可能性が高まるため、すぐ弁護士に依頼してアドバイスを受けることが重要となってきます。
子どもが一時保護されたり、そのおそれがある方は、取り乱したり一人で抱え込んだりせず、早めに弁護士へご相談ください。
まとめ
ここまで、児童相談所による一時保護に関連して、流れ、対処法、虐待で成立する犯罪などについて解説してきました。
突然子どもを連れ去られるとショックを受けてしまうでしょう。
しかし、一時保護は子どもとの関係を見直すチャンスでもあります。冷静に対応し、ご自身の行動を振り返るのがよいでしょう。
「子どもはどうなるのか」「自分は逮捕されるのか」など不安な点は、ぜひ弁護士にご相談ください。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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