燃費への影響
A/Cボタンをオンにしたままだと、コンプレッサーが稼働し続けた状態となり、12%程度燃費が悪化してしまいます。そのため、不要な場合には基本的にA/Cボタンをオフにしておきましょう。
資源エネルギー庁の石油製品価格調査を参考に、ガソリン価格を176.2円/リットル、燃費20キロメートル/リットルの車を仮定し、100キロメートル走った場合のガソリン代を計算します。
なお、ガソリン代=ガソリン単価(円/リットル)×走行距離(キロメートル)÷燃費(キロメートル/リットル)の計算式に当てはめて計算します。
この場合のガソリン代は881円です。仮にA/Cボタンを常にオンにしていた場合に燃費が12%下がると仮定して計算するとガソリン代は1001円となり、その差額は120円です。ガソリン代節約のためにも、車内の状況を見極めて上手く活用することをおすすめします。
A/Cボタンは車内を冷やしたいときにはオン、暖めたいときにはオフにするのがおすすめ
車のエアコンを上手に使いこなすには、A/Cボタンの効果を知っておく必要があります。燃費よくA/Cボタンを使うためにも、不必要なときはオフにすることを心掛けましょう。
A/Cボタンがオンになっている状態は、コンプレッサーが稼働しているため通常よりも12%程度燃費が悪くなるというデータもあります。
快適に車に乗るためにも、車内を冷やしたい場合や窓ガラスの曇りを取りたい場合にはつけておく必要がありますが、それ以外の場合はオフにしておきましょう。車内の状況を見極めながら上手に活用し、快適に燃費問題を改善することをおすすめします。
出典
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
配信: ファイナンシャルフィールド
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