「お酒を飲むと体に赤い斑点」ができる原因はご存知ですか?医師が徹底解説!

「お酒を飲むと体に赤い斑点」ができる原因はご存知ですか?医師が徹底解説!

「お酒を飲むと体に赤い斑点ができる」症状についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「お酒を飲むと体に赤い斑点ができる」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

お酒を飲むと体に赤い斑点ができるときの対処法はありますか?

金子 緑 医師

飲み続けると悪化する場合があるので、その際にはお酒を飲むのを止めましょう。アルコールアレルギーである場合、2度目のアレルギー症状が起こる際には、前回よりも重症になることも考えられるので、早めに検査を受けるのが良いでしょう。

お酒を飲むと赤い斑点が出るのはアルコールアレルギーでしょうか。

金子 緑 医師

可能性はあります。かゆみや息苦しさなどの症状があれば、早めに医療機関を受診するようにしましょう。一時的な症状である場合には、後日に消化器内科を受診すると良いでしょう。

飲酒で赤い湿疹が出るのはお酒が飲めない体質なのでしょうか?

金子 緑 医師

その可能性はあります。アルコールアレルギーやアルコールの代謝酵素が不足している可能性が考えられます。

アルコールで痒み・湿疹ができるのは皮膚科で治療できますか?

金子 緑 医師

かゆみや湿疹については皮膚科で治療可能です。しかし、症状の原因は肝臓の機能の低下である可能性も考えられますので、消化器内科を受診して精査を受けるのが良いでしょう。

まとめ

お酒を飲むと顔や身体が赤くなることは往々にしてあるかと思います。しかしながら、時にはアレルギーなど重症化すれば命に関わるものもあります。喉の違和感など普段と違う症状がある場合はすぐに病院を受診してください。また、長期的に赤い斑点が出ている場合はアルコール性肝硬変などの可能性もあります。気になる方は一度病院で検査を受けてください。

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