朝ドラ『虎に翼』に登場した23歳俳優の“リアル父親”に驚きの声。お父さん以上に強烈かも

朝ドラ『虎に翼』に登場した23歳俳優の“リアル父親”に驚きの声。お父さん以上に強烈かも

『虎に翼』(NHK総合)で、主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)の父・猪爪直言を演じたのは、岡部たかしだった。


 新潟に異動になった寅子は、家庭裁判所の同僚判事・入倉始に出会う。新潟編の新キャラを演じるのが、岡部たかしの実の息子である岡部ひろきということで話題になっている。

 イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、父親以上に十分強烈な岡部ひろきの存在感を読み解く。

声だけによる親子の演技談義

 夜空の下、ある一組の俳優親子が、とても愉快に語り合う。岡部たかしに密着した『情熱大陸』(MBS、4月28日放送)のカメラが、その瞬間を捉えた。息子の岡部ひろきと岩谷健司の3人。

 話題は、3人が共演する、山内ケンジ作・演出の舞台『萎れた花の弁明』について。ひろき扮する大学生の好きな相手が、自分の父親と深い仲にあることを知る。父親役がたかし。芝居の中でもリアルな父子を演じる。

 事実を知った大学生が、思わず「かあ」という声を発する。それが感嘆なのかどうか。稽古の休憩時間に、岩谷も交えた3人が外に出てひたすら話し合うのだ。暗闇の中、3人の姿は写らない。ただ声だけによる演技談義が聞こえてくるだけなのだ。

さりげなく息子を紹介した岡部たかし

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 姿が見えず、声だけというのがいい。自分たちにカメラが向けられていること意識した上で、演技談義をしてるんだというあからさまな感じが全然ない。とても自然なやり取り。

 カメラが回っていないところでも、きっと毎日時間があれば、こういう自由な会話を父子の間で繰り広げていることが容易に想像できる。『情熱大陸』では、他の場面でも同様に自然な瞬間があった。

 たかしが岩谷と結成した演劇ユニット「切実」の稽古中。ちらっとカメラに写り込んだのが、同番組に初登場したひろきだった。たかしはさりげなく「息子」 と紹介する。いやらしさが微塵もない。一緒に芝居をする仲間をせっかくだから紹介しますよ。みたいな軽いノリ。

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