7、一緒にやっていけない場合は離婚を選ぶのもひとつの方法
旦那に更生のチャンスを与えたにもかかわらず、何度も借金をしてしまう場合は、妻に対する尊厳や思いやりに欠けている証とも考えられます。
この場合、離婚を視野に入れてもよいでしょう。
しかし、注意点としては離婚をするにしても踏み止まるにしても、自分の貯蓄だけはしっかり確保しておくことです。
自分の貯蓄を確保しておくことで、もし旦那が借金を繰り返してしまったときや返済が難しくなったとき、生活が苦しくなったときに何とか賄うことができます。
また貯蓄があるといつでも自立することができるため、借金苦に陥っている旦那と道連れにならなくて済みます。
旦那の借金でお悩みの妻は、今のうちから自分でもパートに出たり、節約をしておくようにしましょう。
旦那の借金で離婚をする場合については、以下の関連記事もご覧ください。
8、どうしたらいいのか困ったら弁護士に相談してみよう
旦那の借金について何度も話し合いをしてきたけど、一向に進展しないという状況に陥っている方は、一度弁護士に相談するという方法もあります。
法律の専門家でもある弁護士は、感情論抜きでしっかりと法的観点からアドバイスをしてくれます。
「旦那の借金で別れることはできるのか?」
「もう一度夫婦でやり直すにはどうしたらよいか?」
「借金の返済をスムーズに進めるには?」
といった疑問もすべて解決してくれるのが弁護士相談のメリットです。
また債務整理の手続きなどは非常に複雑なため、最終的に弁護士の力が必要になるケースもあるかもしれません。
依頼するしないにかかわらず、困ったら弁護士に相談という方法も頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は旦那の借金で悩む妻に役立つ情報を解説しましたがいかがでしたでしょうか?
残念ながら結婚前に借金がなくても、結婚後に借金に染まっていく旦那も一定数います。
また旦那の借金は場合によっては、妻にも返済義務が生じる可能性があることも頭に入れておかなければなりません。
旦那の借金によって家族が崩壊しないように、今から打てる対策はすべて打っておくようにしましょう。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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