国産のポテトチップスがダメなら海外産に注目だ!

第814回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
昨年の自然災害で深刻なジャガイモ不足に苦しんでいる日本。カルビー株式会社が販売している『ピザポテト』が一時製造を中止するなど、国産のポテトチップスが品薄になりつつあります。では、いっそこの機会に海外のポテトチップスに目を向けてみるのはどうでしょう? 日本でも人気の高い海外のポテトチップスを3つ厳選して紹介します。

国産のポテトチップスがダメなら海外産に注目だ!

アメリカの堅揚げチップス『ケトルクックチップス』

諸説ありますが、ポテトチップス発祥の地として有力なのが、アメリカ・ニューヨーク州のサラトガスプリング。そのサラトガスプリングをブランド名にしているポテトチップス『サラトガスプリング ケトルクックチップス』はアメリカ版堅揚げチップスで、ザクザクとした食べごたえが特徴。しっかりと味付けされ、噛めば噛むほどおいしさがうまれる飽きがこない商品。「ブラックペッパー味」「チェダー&オニオン味」「ソルト味」、3つのフレーバーが販売中です。

ちなみに、商品名にも使われている“ケトル”とは、ケトルフライという釜揚げするポテトチップスの調理法のひとつ。一般的なポテトチップスは薄切りのジャガイモを、高温の油を使い短時間で揚げるのですが、ケトルは厚切りのジャガイモを、大きな釜を使い、低温の油でじっくり揚げるのだとか。

同じくアメリカのコストコ社も、プライベートブランド“カークランド”の商品で『KETTLE』という、ひと袋900gの特大サイズのポテトチップスも販売しており、家族やパーティーなど、大人数で食べる時にピッタリ♪

アメリカらしい味? 濃い味が人気の『レイズ』

アメリカ・ニューヨークに本社を置くペプシコ社の菓子ブランド“フリトレー”から販売されているポテトチップス『Lay’s』(以下、レイズ)は、日本のポテトチップスにはあまりない、独特の濃い味付けが特徴的な商品。ジャパンフリトレー株式会社のウェブサイトでは、1932年にアメリカ・テネシー州で生まれた、アメリカでもっとも売れているポテトチップスと紹介しています。

日本では「しお味」と「サワークリーム&オニオン味」が販売されていて、SNS上では、「ピザポテトがなくなったらレイズを食べるしかない」、「大丈夫、レイズがあるよ」など、レイズのポテトチップスを愛する人の呟きが多数。

もっとも身近な海外のポテトチップス『プリングルズ』

上述の『ケトルクックチップス』や『レイズ』は、輸入食品を扱う店舗では見かけることがあるものの、身近なポテトチップスとは言いがたいかも。逆にもっとも身近な海外のポテトチップスと言えば、やはりコンビニやスーパーで買うことができる『プリングルズ』ではないでしょうか。ほかの日本のポテトチップスと並べて置いてあるため、日本の製品だと思っている人もいるのでは?

プリングルズは世界140カ国以上の国々で販売され、地域限定のフレーバーが数多く存在します。日本では、「サワークリーム&オニオン味」「うましお味」など定番のフレーバーのほかに、期間限定で様々なフレーバーが登場するので、気になるフレーバーを見つけたら販売が終了してしまう前にぜひ食べてみて♪

ピザポテトの販売休止。ファンにはとてもつらいニュースですが、しばらく食べられないと決まった以上、ピザポテトに代わるおいしいポテトチップスを探すほかありません。海外のポテトチップスは味付けが濃いものが多いので、濃厚な味が魅力的だったピザポテトのファンにもオススメ! 輸入食品を扱う店舗やネットショッピングで購入できるので、街中やインターネットで見かけたら試しに一度買ってみてはいかが?
(文・山本健太郎/考務店)