【不妊治療を卒業】益子直美「勇気をいただきました」夫婦で決めた約束とは?

第526回 ママテナTVウォッチ&ガイド
4月17日(月)に放送された『結婚したら人生劇変 ○○の妻たち』で、元バレーボール選手の益子直美(50)が不妊治療を卒業した過去を告白。加えて心臓の手術を受けていたことも明かした。

【不妊治療を卒業】益子直美「勇気をいただきました」夫婦で決めた約束とは?

高校3年生で全日本代表メンバー入りした益子は、大林素子(49)らとともに’80年代後半から’90年代前半の女子バレーボール界を席巻。現役引退後はスポーツキャスターとして活躍し、’06年、12歳下の自転車ロードレーサー・山本雅道(38)と結婚。結婚当初から「子どもが欲しい」「2人の愛の証が欲しい」と望んでいた益子だったが、2年経っても子どもを授かることができなかったという。

益子が意を決して病院を訪れた結果、子宮内に大きなポリープが見つかり、これを切除。42歳になった彼女はこの手術を機に、’08年から不妊治療を開始した。毎日女性ホルモン剤を投薬し、仕事がある日は自分で排卵誘発剤を注射。1回につき40~60万円かかる高度な顕微授精にもチャレンジし、年間でおよそ200万円費やしたそうだ。

それでも着床が望めず、不妊治療を始めて3年が経過。夫妻は当初からゴールと決めていた’11年5月20日、益子の45歳の誕生日に不妊治療を卒業することを選択した。このとき山本は「直美、ありがとう! でももう終わりにしよう。俺は笑顔の直美と一緒にいたいから結婚したんだよ。子どもが欲しいから結婚したわけじゃない」と愛する妻に本音を語ったという。

その後、益子は’15年に淑徳大学バレー部の監督に就任。夫婦2人きりの幸せな人生を歩み始めたが、今年3月に「心房細動」という病いを発症。そのまま放置すると脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクがあるとされ、4月に緊急手術を受け、手術は無事に成功した。

番組放送後となる4月18日(火)、彼女は自身のブログで「みなさま、たくさんのコメントありがとうございます! 同じ悩みを持っている方、同じような境遇の方からのメッセージ、本当に勇気をいただきました! 感謝です! 無事に退院しまして、自宅療養しております」とコメント。じつは益子が退院した後、今度は山本が自転車レースで転車し、肋骨を骨折。今は夫婦で仲良く療養している旨を伝えている。

不妊治療という大きな試練を乗り越え、さらに絆を深めた歳の差夫婦。彼らの深い愛と明るい笑顔は、不妊治療で悩む多くの人々を勇気づけたに違いない。

(文/タカザワ紅緒)

本記事で使用している画像は以下ウェブサイトのスクリーンショットです 益子直美オフィシャルブログ「ENJOY~♪湘南SLOW LIFE!」Powered by Ameba
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