ノリコさんは、2歳年上の夫・マナブと60代の義両親と暮らしていますが、今では夫と義家族に無視されてしまう関係になってしまいました。結婚当初は夫とふたりで暮らしていたノリコさん。しかし、夫から何も相談なくマイホーム貯金を義実家のリフォーム代に使われ、なし崩し的に義家族との同居が始まりましたが、毎日孫を催促され、ストレスが募ります。
その後、1年経っても解消されない同居にノリコさんはしびれを切らし、義両親に「孫の催促がストレスになっている」と伝えると、非難の嵐!
その裏で夫は義両親に、交際相手との間に子どもができて再婚したいこと、不倫の慰謝料を取られたくないからノリコさんに自ら家を出るよう仕向けたいことを相談。
翌日から、ノリコさんを無視するという義両親からの嫌がらせが始まりました。
ノリコさんは実母に相談するも、「あなたのためを思ってしてくれてるんだから我慢したら?」と、義父母に謝るように言われてしまいました。
しかし義両親の部屋の前で、夫が不倫していて相手が妊娠していることや、それを知ってノリコさんをさらにぞんざいに扱って追い出そうとする義家族の作戦を聞いてしまい、怒り心頭!
夫の不倫の証拠を集めるべく、今までよりさらに『良い嫁』を演じることにしました。
しかし、嫌がらせに臆することのないノリコさんの態度に、義家族と夫は「やり方が生ぬるかった」と嫌がらせをさらにエスカレート!
ノリコさんは義家族の態度に悲しみ傷ついたフリをしながら、見守りカメラを家の各所に設置して、離婚が有利になる証拠を着々と集めていきます。
妻が不在中、義父母が衝撃行動!
ノリコさんは見守りカメラで義家族の衝撃の行動を目にします。
なんと夫不在の中、義両親は夫の不倫相手を家に呼んでいたのです。
すぐに録画したデータを弁護士に見せたノリコさん。
今まで日記などの記録をつけていなかった自分の行動を悔やみながら、次の証拠集めの計画も立てていきます。
土日に外泊してみようと決めたところで、自分がいかに義家族に縛られて生活していたのかに気づいたのでした。
義家族に縛られた生活をしていたのは悲しい事実ではありますが、それに気づけたことでノリコさんも少し救われた気持ちになったのではないでしょうか。
「結婚したから」「義家族と同居したから」といって、自分の時間をすべて相手の家族に捧げ、従う必要はありません。
たしかに良い関係性を築くためにはある程度の我慢が必要かもしれませんが、自分の人生は自分のものです。
まるっきり縛られた生活はおかしいと気づけたことで、ノリコさんが前向きな一歩を踏み出せたのならよかったですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター とりまるねこぽちゃ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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