こんにちは。これまで1000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
私自身が髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験から、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
パリ五輪で「そういえば私、結婚したかったんだ」
最近、ご相談に来たミナさん(仮名・34歳/流通)は婚活しようと思ったきっかけがパリ五輪だそうです。
5年前の2019年、29歳の時に「東京オリンピックは(結婚して)家族で見たいよね」と友達と話していたというミナさん。当時周りは結婚ラッシュで、結婚への熱量はMAX。合コンに参加したり友人たちに紹介をお願いしたり、マッチングアプリも試してみたそうです。
ところがそれから新型コロナ感染症が流行し、出歩きにくくなりました。ミナさんはコロナが落ち着いたら婚活しようと思い、一時中断します。
そこから、あっという間に5年経ってしまいました。
「気が付いたらアラフォー直前でした。まさかパリオリンピックまで自分が独身だとは思っていなかったです」と彼女は話します。
既婚の友人と疎遠になり、結婚のプレッシャーから解放される
ミナさんはコロナ禍になり学生時代の友人と会う機会が減りました。同僚との食事会もなくなります。それでも仕事帰りや休日に会っていた友人たちとは、恋愛の話で盛り上がることが多かったそうです。
ミナさんはご自身のことを「周りに影響を受けやすく、流されやすいタイプ」と話します。誰かが付き合ったり結婚したりした情報が途絶えた結果、結婚への焦りもなくなりました。
30歳の頃に結婚ラッシュのラストスパートがありましたが、コロナ禍なので結婚式を挙げる人も少なく、やったとしても親戚のみのこじんまりとした挙式のことが多かったそうです。
コロナ禍は過ぎましたが、既婚者になった友人たちは誘いにくくなりました。良くも悪くも、周りの結婚・出産のライフステージの変化に、影響を受けなくなったというミナさん。ただし一生独身でいたいわけではなく、自分もいつか結婚するつもりではいたそうです。
配信: 女子SPA!