余ったキノコ類で簡単! 料理にコクが出る超万能「キノコペースト」がオススメ

第212回 注目のビューティーフード情報をまとめてチェック!
冷蔵庫にシイタケやエリンギ、ブナシメジなど、いろんな種類のキノコを余らせていませんか? 中途半端な量が余っていると、何に使えばいいか悩んでしまいますよね。そんな時は、全部まとめて「キノコペースト」にしてみてはいかがでしょう。

パスタや炒め物にも! 料理にコクが出る「キノコペースト」

「キノコペースト」はそのままパンに塗って食べられるほか、パスタや野菜炒め、スープ、ピラフなど様々な料理に活用できる手作り調味料です。

キノコ類には旨み成分のグルタミン酸が含まれていることから、隠し味にすることで料理のコクがグッとUP。お店で食べるような味に仕上がります。かさましにもなるので、お財布にやさしいこともオススメポイントのひとつです。

また、キノコ類に含まれる成分には、期待できる良い効果がたくさんあります。一般的に市販されている種類に共通する成分としては、余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあるカリウムに注目。むくみ予防が期待できるそうです。

【シイタケ】シイタケ特有のエリタデニンにはコレステロール値を下げる働きがあります。また、香り成分のレンチオニンには血液をサラサラにする効果が期待できます。

【マイタケ】免疫機能を活性化する働きがあるβグルカンはキノコ類に共通する成分ですが、マイタケの含有量は特に豊富です。

【ブナシメジ】二日酔い予防や肌のターンオーバー促進効果などが期待できるオルニチンもキノコ類に共通する成分ですが、ブナシメジの含有量は特に豊富です。

【エノキタケ】成長ホルモンの分泌促進効果などがあるとされる抑制性神経伝達物質のGABA(γ−アミノ酪酸)も複数のキノコ類に含まれていますが、エノキタケは特に豊富です。

余ったキノコ類で簡単! 料理にコクが出る超万能「キノコペースト」がオススメ

冷蔵保存は1週間OK! 「キノコペースト」のレシピ

「キノコペースト」のレシピはとても手軽。調理後は冷蔵保存で1週間を目安に食べ切るようにしましょう。

<材料>
・お好みのキノコ 200g
・オリーブオイル 大さじ2〜3
・白ワイン 大さじ1
・おろしにんにく 小さじ1
・アンチョビフィレ 2枚
・塩、ブラックペッパー 適量
・鷹の爪 1本

<作り方>
1. 鷹の爪は中の種を取り除き、輪切りにします。
2. キノコはすべてフードプロセッサーで細かいみじん切りにします。石づきがある場合は先に取り除いてください。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、おろしにんにく、みじん切りにしたアンチョビフィレ、鷹の爪を炒めます。
4. にんにくの香りが立ってきたら2のキノコを加え、塩とブラックペッパーを振りかけます。
5. キノコがしんなりするまで炒めたら白ワインを加え、更に5分程度じっくりと炒めます。
6. 粗熱が取れたら保存容器に移し、冷蔵保存します。

いつもの料理に使えば、余ったキノコとは思えないゴージャスな味わいに。キノコペーストがあれば、ワンランク上のおうちご飯が簡単に調理できるはず!

余ったキノコ類で簡単! 料理にコクが出る超万能「キノコペースト」がオススメ

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。