気が付けば初代発売から25周年 カービィのトリビア

第843回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
任天堂のアクションゲームとして、ポストマリオの位置を確立した『星のカービィ』。1992年、ちょうどパパやママがが子どもの頃に誕生したカービィは、今年、2018年4月27日に25周年を迎えます。そんな大人にも子どもにも大人気のキャラクター『カービィ』のトリビアについてまとめました。

●カービィシリーズって何作品あるの?

1992年から現在まで、人気がおとろえないカービィ。いったいカービィシリーズは何作品あるのでしょうか。

メインシリーズだけでも、『星のカービィ』『星のカービィ 夢の泉の物語』『星のカービィ2』『星のカービィ スーパーデラックス』『星のカービィ3』『星のカービィ64』『星のカービィ 鏡の大迷宮』『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』『星のカービィ Wii』『星のカービィ トリプルデラックス』『星のカービィ ロボボプラネット』と、11作品。

そして、リメイク版やメインシリーズではない『カービィボウル』『みんなで! カービィハンターズZ』などのゲームを合わせると、なんと計27作品。さらに、2017年夏には、ニンテンドー3DSで遊べる『カービィのすいこみ大作戦』が発売される予定なのだとか。

気が付けば初代発売から25周年 カービィのトリビア

●開発当時は“カービィ”ではなく“ポポポ”だった?

カービィシリーズ1作目『星のカービィ』は、全世界で500万本以上の売り上げを記録した大ヒットゲームになったのですが、実はゲーム開発時には、『星のカービィ』ではなく、『ティンクル・ポポ』というタイトルで、主人公も“カービィ”ではなく“ポポポ”という名前だったのだとか。『ティンクル・ポポ』は、1992年1月下旬に発売が決まっていたものの、作り直しが決定。1月下旬の発売を中止して、約3カ月再調整をし、4月27日に『星のカービィ』として発売されたと経緯があったようです。

●カービィのコピー能力 実は2作目から

カービィシリーズで定番なのが、カービィが敵を吸い込むことで使用できる“コピー能力”。場面に応じた敵の能力をコピーすることで、敵やボスを倒しやすくなったり、ストーリーが進めやすくなるのですが、実は1作目の『星のカービィ』では存在しませんでした。

1作目の『星のカービィ』では、どうやって敵を倒していたのかというと、敵やブロック、空気などを吸い込み、吐き出して攻撃したり、「マイク」や「激辛カレーライス」などのアイテムを使用して攻撃したりするといういたってシンプルなもの。発売当時のアクションゲームのなかでは、難易度の低いゲームだったようです。

●みんなのトラウマ セーブデータが消えるスーパーデラックス

メインシリーズ4作目にあたる『星のカービィ スーパーデラックス』。スーパーファミコンで登場した人気作ですが、ゲームのカセットが非常にデリケートにできていたため、少しの衝撃や接触不良が起きると、ゲームのセーブデータがキレイさっぱりなくなってしまうという悲劇が多発。移植版でも、ある特定の操作をすることでゲームがフリーズしてしまうようで、『星のカービィ スーパーデラックス』で、つらい思いをした人も少なくないのでは…。

ちなみに1作目『星のカービィ』は、ニンテンドー3DSでもダウンロードして(税込411円)遊ぶことができます。当時、ゲームボーイで『星のカービィ』をプレイしたことがある人は、ダウンロードして遊んでみてはいかがでしょう。25年前、自分がまだ子どもだった頃を思い出して、ノスタルジックな気分に浸れるかもしれませんよ♪
(文・山本健太郎)