ネットで見つけた、まるで水晶玉のような涼しげな和スイーツにわたしの目は釘づけ。それは、YouTubeチャンネル『ばくばクック』で紹介している「水信玄餅」。水を寒天でぷるんと固め、お好みできな粉と黒蜜をかけていただく山梨名物だそうです。主な材料は水と砂糖と寒天の3つだけ。材料費が格安です(笑)。しかも鍋を使わず、レンチン一択とのことなので、暑い日でも余裕で作れそう♪
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101万人が登録!人気のYouTubeチャンネル『ばくばクック』の和スイーツ♪
101万人が登録している人気のYouTubeチャンネル『ばくばクック』。ダイエットレシピを中心に、ばくばクックさんが食べたいものや食べてみたいものを作って動画で紹介しているチャンネルです。作り方を教えたり、ダイエット法や食事法を推奨したりするものではなく、あくまでもスタンスは「作ってみた!」とのこと。
本日はその中から「水信玄餅」を作ります。わたしは知らなかったのですが、「水信玄餅」は山梨の和菓子店「金精軒(きんせいけん)」の名物なんだそうです。南アルプスの天然水(甲斐駒ケ岳の伏流水)と少量の寒天で作る水ゼリーで、限りなく水に近い“食べる水”として人気なんだとか。非常にデリケートで、30分以内に食べないと形が崩れてしまうため、現地でしか食べられないらしいです。
この超繊細なスイーツをがさつなわたしが作れるのかちょっと不安ですが、作ってみましょう!
食べる水⁉︎「水信玄餅」の材料と作り方
【材料】3~4人分
水(常温) …500ml+蒸発分
甘味料…20~40gほど
粉寒天…1g
動画で使用していた甘味料は「ラカント ホワイト」でしたが、今回は普通の砂糖を30g使います。水は常温のものを使うと加熱時間を短縮できるとのこと。
【作り方】
1. 耐熱容器に寒天を入れ、水300mlを注ぎます。
容器込みの重さを量ります。
今回、寒天1gで固まるギリギリをねらうため、レンチンして蒸発した分の水を後で加えるとのこと。
量ってみると838gでした。
2. 電子レンジ600Wで6分ほど加熱します。500Wなら7分12秒加熱。
よく混ぜて、さらに600Wで2分加熱します。500Wなら2分24秒加熱。
寒天はしっかり溶かすことが大切とのこと。
容器込みの重さを量ります。
777gでした。
…ということで、838g-777g=61g 61gの水分が蒸発したようです。
3. 2に砂糖を加え、よく混ぜます。砂糖の量が少ないと濁りやすく、多めだと透明に近くなるそうです。
4. 3に残りの水200mlと蒸発した分の水61mlを加えてよく混ぜます。
器に寒天液を入れます。
器の柄がちゃんとわかるくらい透明です。
5. 4の粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、固まるまで冷やします。
6. 固まったら容器からお皿に取り出し、お好みできな粉と黒蜜(各分量外)をかけて出来上がり。
今回は、ひと晩冷やし固めました。また、お湯につけたりしなくても、容器からはツルンと簡単に取り出せます。
調理時間は冷やし固める時間を除いて12分。電子レンジより鍋で加熱する方が時間的には早くできるかなと思います。
それにしても涼やか~。お皿の柄が水信玄餅越しにちゃんと見えます。
では、いただきます!
うんまっ!ヤバイ、おいしーーーい。
口に入れた瞬間、パシャッと弾けて水になります。水風船が口の中で弾けて、中から冷たくて甘い水がプシャッと溢れ出す感じ。この清涼感…半端ないです。
固まるギリギリを攻めた甲斐があって、口の中ですぐ水になり、その“はかなさ”が素敵。水ってこんなにおいしかったんだ~と改めて実感できます。まさに、“水を食べる”ために生まれた和菓子ですね。
ただ、水信玄“餅”と言いますが、餅っぽさはゼロ(笑)。寒天です。
今回は、市販のミネラルウォーターを使ったので、次回は、わたしの住んでいる地域で“名水”と言われている湧き水を使って作ってみようと思います。
『ばくばクック』の「水信玄餅」は、見た目も涼やか、食べても涼やかな、夏にぴったりな和スイーツでした。材料は水と砂糖と粉寒天のわずか3つ。混ぜて冷やし固めるだけで簡単に作れるところも◎。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
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