ひとりの時は好きにさせて! 洗い物なし、包丁も必要なし、私が食べてるカンタン手抜きメシ

ひとりの時は好きにさせて! 洗い物なし、包丁も必要なし、私が食べてるカンタン手抜きメシ

今回のテーマは、自分ひとりの時だからこそできる、ママたちが日頃やっている究極の手抜きメシを紹介。口コミサイト「ウィメンズパーク」に投稿されているママたち自慢のひとりメシを紹介するとともに、超簡単にできるオススメ手抜きメシを、管理栄養士の資格を持ち、家事代行マッチングサービス「タスカジ」で人気の料理専門ハウスキーパー、のりさんに教えてもらいました。

冷凍食品に残り物、使い回しテクと十人十色

――まずは、ママたちの実践例を紹介します。

■ 冷凍ご飯に即席みそ汁に…。でも食べたいものを食べるの幸せ!
「冷凍ご飯をチンして、即席みそ汁とイカの塩辛。そして、ちょっとお高めソーセージを1本。幸せです!ひとりで食べたい物を食べるの、良いですよね」

■ 冷凍パスタに冷凍パン。洗い物も不要です!
「冷凍パスタと冷凍したレーズンパンです!洗い物もいりません」

――ラーメン派も何人か。

■ カップラーメンだっていいじゃない!
「今日は、カップラーメンにプロテインいちご味。
ランチとかテイクアウトとかに行く気分じゃなかったので」

■ ラーメンの袋麺は何かの時の備蓄として優秀!
「袋麺のサッポロ一番塩とんこつラーメン。
これ発売されたときに買って『美味しい!』と思い、数袋買っていたのですが、気がつけばラスト1袋。堪能させていただきました(笑)」

■ トッピングでグッと美味しさアップの袋麺
「私は一蘭袋麺です!ネギ増し増しと卵、高級ハムを入れて美味しくいただいています」

――残り物ですが、なにか?よく食卓にあがるもの。

■ 大量に作ったカレーの使い回し!
「昨日作った野菜カレー&パックご飯です。
ちなみに朝もカレー、夕飯もカレーの予定です。体からカレー臭が…」

■ カレー最強
「昨夜の残りの白米と無限キャベツ。そしてレトルトカレー。
カレー最強」

■ 残り物バンザイ!
「子どもの弁当のために炊いたご飯、半額で買った焼き鳥、昨晩の鍋の残りとひじき。
残り物バンザイ!」

タスカジさんがアドバイスする手抜きメシテク

――ストック品なども駆使して、パパッと準備できるものが多いですね。
最後に、家事代行マッチングサービス『タスカジ』で人気の料理専門ハウスキーパーのりさんに、手抜きメシテクを伺いました。

「簡単ランチは、ご飯や麺などの主食に偏りがちです。朝食や夕食でバランスを取れば大丈夫ですが、野菜やタンパク質を加えることを意識するとベターです。
いくつか、簡単に手抜きメシになる便利なテクをご紹介しましょう。

■ 電子レンジで目玉焼き風
底が丸い小鉢やコップ(丸い形に仕上がります)に、大さじ1杯ほどの水を入れ、生卵を割り入れます。
黄身に一カ所箸で穴を開け、小皿で蓋をして(高確率で卵が破裂するので、庫内の汚れ防止に)、600wの電子レンジで50秒〜1分加熱します。

ご飯に残り物をのせるだけだと寂しいですが、このお手軽目玉焼き風を足すと、満足感も栄養もアップします。ご飯にレトルトハンバーグ、その上に目玉焼きをのせると、ロコモコ丼になりますよ。

■ おにぎらず
全形の海苔1枚に、ご飯とおかずをサンドイッチ状に包む『おにぎらず』は、具がたっぷり入ります。朝にお弁当を作る家庭なら、残ったおかずでお昼の自分用におにぎらずを作っておくと、あとは片手で持って食べるだけなので便利です。
中に入れる具は、水分が出にくいおかずであればなんでも大丈夫。ハンバーグや唐揚げ、きんぴら、ツナマヨもたっぷり入れられます。
海苔は海の野菜といわれるほど栄養豊富。全形1枚食べるので、野菜やミネラルもたっぷり食べた気分になります。

■ 半茹でパスタの冷凍ストック
1人分のパスタを茹でるのに、お湯を沸かして茹でるのは時間もかかり、なかなか面倒です。
家族用にパスタを茹でる際に、茹で時間の半分強(9分のパスタでは5分)で、1人分を取り分けて、冷凍しておくと便利です(ざるに取って水分を切り、ポリ袋に入れて、薄く油を絡め冷凍しておく)。
この冷凍パスタと水150ccを鍋に入れ、蓋をして水分がなくなるまで加熱すれば(概ね5分)、1人分のパスタがあっという間に用意できます。
おいしいパスタソースがたくさん売られているので、常備しておくと、家でのおひとり様ランチが充実したものになりますよ。

人気のインスタントラーメンは、鍋で加熱する袋麺なら栄養バランスが取りやすいのでいいですね。冷凍野菜(ほうれん草など)と卵を入れるとばっちりです」(お話/のりさん)

自分1人分だから手間をかけたくない、でも好きなものが食べたい。そんなひとり手抜きメシは、ちょっとの知恵や常備でグンと充実しそうですね。試してみます!
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2022年2月の情報で、現在と異なる場合があります。

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