「スタバのフラペチーノ700円は安い」実家住まい36歳のカン違い。“幼いおばさん”のままでいいのか/私が結婚できないワケBEST

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女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「婚活」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2023年5月20日 記事は取材時の状況)

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恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。

かつて髪はボサボサで化粧もしない「完全なる非モテ」だった筆者。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の“もったいない”をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。

選挙があることさえ知らず、男性に呆れられた36歳


GW前の日曜日のことでした。恵さん(仮名/36歳・事務)は婚活で知り合った憲一さん(仮名)と、美術館で3回目のデートでした。婚活歴がまもなく2年目に突入する恵さんは、3回目まで続く人がどんどん減っていくのを感じるそうです。

集合場所で落ち合った時に「今日は投票日なのにごめんね。時間作ってくれてありがとう」と憲一さんに言われたのですが……。

「え? 投票日?」

「うん。統一地方選挙の投票日じゃない」

「そうなんですね。知らなかったです」

こんなやりとりになってしまいました。

美術館を出てから、夜ご飯まで一緒にいられるように恵さんは予定を空けていました。が、憲一さんは用事があると言い出しそのまま解散になりました。そこから、連絡は途絶えたのです。

「お父さんが言ってくれれば気づいたのに」

このペースだと結婚ができないと思って、恵さんは私のところへ相談にやってきました。

上記のやりとりの、どこが、何が問題だったか分かりますか?

「恵さん、何日か前から選挙カーも出ていたし、騒がしくなかった? あと選挙が近くなると投票所入場券って届きませんか?」

「あんまり気にしていませんでした。お父さん宛に届くから、分からないんです。お父さんがちゃんと言ってくれれば気がついたんですけど」

「それってお父さんのせいなの?」

「いえ、そういうわけじゃないんですけど」

選挙を知らないこともびっくりですが、36歳女性が人前で父親を「父」ではなく「お父さん」と呼ぶことにも違和感を覚えました。

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