「スタバのフラペチーノ700円は安い」実家住まい36歳のカン違い。“幼いおばさん”のままでいいのか/私が結婚できないワケBEST

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700円のフラペチーノ「安くないですか?」

恵さんのプロフィールを見ると、「ちゃんと顔写真を載せている人とお会いしたい」とありました。写真がない人が嫌なら、マッチングしなければいいだけです。他人への注文が多い人に見えて印象もよくないです。

また「美味しいものを食べるのが好きで、美味しいものに目がないです」と書いてあり、ホイップクリームがのった分厚いパンケーキや、スタバのフラペチーノの写真もサブで載せていました。


実は、プロフィールに「食べることが好き」と書く女性は多く、差別化しにくいのです。「美味しいもの」というのも漠然としすぎて分かりません。またパンケーキやフラペチーノについて、女性で好きな人は多いですが、男性だとさほど多くありません。……と、こうしたポイントを恵さんに伝えていきました。

「そういえば、スタバではコーヒーしか頼んだことないって言ってる男性がいました。食べることに興味ない男性、多いんですかね」

「フラペチーノって700円ぐらいするし、好きなら買うかもしれませんけど気軽に注文はしないんじゃないでしょうか」

こう言うと、ちょっと意外な反応が返ってきました。

「え、700円って安くないですか?」

「何にお金を使うかは人それぞれだけど、恵さんは実家暮らしでしょう。都内で一人暮らししている人って、恵さんより年収が高くても、毎月10万円ぐらい家賃とかで出ていくから自由に使えるお金は限られてますよ。恵さんが手取りから毎月10万円減ったら気軽にスタバでフラペチーノ頼める?」

「無理です。カツカツです。今の収入だと一人暮らしも難しいと思います」

好きな食べ物に「ラーメン、餃子」が効果的なわけ

もちろん、食べるのが好きということ自体は悪くないのです。実際、付き合う前のデートは食事やお茶が多いですから。ただし、若くてかわいい女性ならいざ知らず、アラフォーでこのプロフィールとなると「お金がかかりそう」「おしゃれなお店が好きで、お店選びにうるさそう」と見られかねません。会ってみたいと思ってくれる男性を遠ざけている可能性があるのです。

婚活でうまくいっていない女性のプロフィールを見ると、金銭面やコミュニケーションでコストがかかりそうに見えていることが多いです。そうではなく、数いる女性たちの中で「会ったら楽しそう」「面倒くさくなさそう」に見せるほうが得策だと思いませんか?


大手マッチングアプリPairsで、「コミュニティ」の登録人数で好きな食べ物を調べると、男性の割合が多いものは、お寿司、ラーメン、焼き鳥、焼肉、餃子、カレー、ビール、コーヒー、ハイボールなどです。この中で、デートで食べに行ってもOKと思うものがあれば、プロフィールに書いた方がいいでしょう。男性が誘うきっかけになりやすいのです。

恵さんはラーメンと餃子が好きということなので、パンケーキ以外にもラーメン、餃子を追加することにしました。

「親近感がもてる庶民派をアピールすればいいんですね」

「庶民派って、恵さんは庶民じゃないの? 高嶺の花っぽい女子アナとかが餃子とラーメン好きって言えば庶民派アピールになるかもしれませんけど。これは単純に、男性で好きな人が多い料理を加えただけですよ。女性でラーメン、餃子を書く人は少ないので差別化にもなります」

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