【お風呂のフタ=2418円!】実は見直すポイント多し!光熱費の削り方

第870回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
固定費の中で大きいものといえば、家賃・通信費に次いで思い浮かぶのは、光熱費。特にこの時期はエアコンなどの暖房器具でかさみがち。ちりも積もれば何とやら。もう少しでも、水道光熱費を抑えることができないものか…。元来節約好きの私ですが、改めて、節約方法がないか調べてみることに。すると、いろいろ発見がありました!

●家電の買い替えで電気代は結構変わる!

まず驚いたのが、家電の買い替えによる消費電力の違い。というのも、家電はここ数年で省エネ化が進んでおり、10年前の家電と現在の家電では、同スペックでも消費電力に大きな差が。

家電・工事総合情報サイト『IDC WEBSITE』で調べてみると、例えばエアコンの場合、1993年式の2.2kw能力の物で設定27度にすると、電気代の月間予測は14040円。しかし、2001年式のもので同条件の場合は、月間8100円と、かなりの差が! 今は2017年。もっと省エネ性能が上がっているかも…。

ちなみに、省エネ性能だけでなく、機能性も向上しているそう。「くらしTEPCO」ウェブサイトによると、冷蔵庫では格段に断熱性能があがり、収納力が向上しているそう。庫内のスペースが広がったことで、チルドやパーシャルといった機能面も増えているのだとか。買い替えは痛い出費に見えるけど、中長期的に見れば、お得な選択肢ということか。

コンセントプラグ

●電気料金は生活時間に合わせたプランの見直しも吉

もうひとつ、意外と多くの人が変えていないのが電気プラン。ケータイのプランのように、電力にもプランがあるということをご存じ? 例えば、夜間の電気使用量がお得になる『夜トクプラン』や、一定使用料まで定額で利用できる「プレミアムプラン」など…。自分のライフスタイルに合わせると、それだけで得することも。電力自由化に伴い、電力会社やプランの比較検討サイトも増えているから、一度調べてみると良いかも。

●バカにできない!お風呂のフタ 実は年間2418円

細かいところでバカにできないものも数多い。『東京ガス』の公式サイトには、省エネのテクニックが掲載されており、簡単にできることにも節約効果が高いことが分かる。

例えばお風呂のふたをこまめに閉めるだけで、年間1902円の節約に。また、時間を空けずに入浴するだけで1426円。ひとり、シャワーの時間を1分縮めるだけで1383円のお得に!
あなたの家でも、まだ無駄な部分がないか見直してみると、年間かなりの金額の節約が可能かも。まだまだ暖房代もかさむ日が続きそう。一度ぜひ、チェックしてみてくださいね。
(文・eco坂ゆみ/考務店)