少ない材料とシンプルな工程で、誰でも失敗せずにおいしく作れる料理を紹介している、てぬき料理研究家のてぬキッチンさん。わたしの大好きな料理研究家のひとりです。本日は、そんなてぬキッチンさんのレシピの中から、「食べたらキンパ」を作ります。キンパというと韓国風の巻き寿司ですが、てぬき料理研究家のキンパは、面倒な工程を省いた“巻かない”キンパ。いったいどんなキンパなのか、さっそく作ってみましょう。
【すいかの皮って食べたこと、ある⁉】“皮”だけで「ピリ辛ナムル」作ったら…ポリポリ♪旨辛が止まらない話
てぬき料理研究家のアイデアレシピ♪
80万人が登録する人気YouTubeチャンネル『てぬキッチン』を運営している、てぬき料理研究家のてぬキッチンさん。料理は大好きだけど、面倒なことや細かいことが大嫌いだそうで、少ない材料と工程で作れる超簡単料理を紹介しています。
本日はその中から「食べたらキンパ」を作ります。ご飯の上に、キンパの具をのせて混ぜて食べる“巻かないキンパ”とのこと。具の肉みそも電子レンジで出来るそうですよ。
さっそく、作ってみましょう。
超簡単!「食べたらキンパ」の材料と作り方
【材料】1人分
豚ひき肉…80g
焼き肉のたれ(市販)…大さじ2
コチュジャン…3~4cm
たくあん(刻んだもの)…30g
白いりゴマ…小さじ2
焼きのり(3切)…1枚
ゴマ油…小さじ2
温かいご飯…200g
【作り方】
1. 耐熱容器に豚ひき肉と焼き肉のたれ、コチュジャンを入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱します。500Wなら3分36秒加熱。
わが家の電子レンジは600W加熱が出来ないので、500Wで3分30秒加熱しました。
加熱するとこんな感じ。
けっこう豚肉から脂が出ていますね。それに、加熱しすぎたのか、ちょっと肉が干からびた感じもします(笑)。
加熱具合は電子レンジによって変わると思うので、様子を見ながら加熱するといいかも。
見た目はさておき、とりあえず香りは最高です。コチュジャンと焼き肉のたれの甘くて濃厚な香りがします。焼き肉のたれに入っているにんにくの香りもして、食欲を刺激します。
2. 1を混ぜます。
これで、工程の9割が終了。めちゃめちゃ簡単です。
3. ご飯の上に2と刻んだたくあんをのせ、白ゴマと適当にちぎったのりを散らし、ゴマ油を回しかけたら出来上がり。
出来上がるのが早すぎて、ちょっと引く…(笑)。さすが、てぬキッチンさんのレシピです。
調理時間は4分。豚ひき肉をレンチンするだけで出来ちゃうキンパです。素敵。肉みそをあらかじめ作っておけば、ご飯にのせるだけなので、忙しい日も助けてくれるレシピだと思います。
では、すべての具をご飯と混ぜて、いただきます!
あら、キンパ(笑)。少ない材料と超簡単な工程なのに、味の仕上がりは完璧。よく出来ています。すばらしい。
ピリッとした辛味がほんのり効いた、甘くてこってり味の肉みそ。そして、ポリポリした食感のたくあんに、香ばしい白ゴマとゴマ油。さらに、のりの風味が見事に混ざり合い、キンパ風の味を構築しています。ご飯が進む味です。
コチュジャンの量を調整すれば、お子さんもきっとおいしく、モリモリ食べてくれそう。
全部一緒に食べたときの各具材の味や、食感のバランスが絶妙ですが、個人的には、ポイントはのりかなと思います。しっかりした味付けの肉みそと、仕上げのゴマ油。一歩間違えばしつこくなりそうな味をのりがやわらげ、味をまとめてくれているように思います。
てぬキッチンさんの「食べたらキンパ」は、めちゃめちゃ簡単に出来て、キンパを食べた気になれる、キンパ風レシピでした。作ってみてはいかがでしょう。
配信: あたらしい日日
関連記事: