こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食を食べるとき、最初はママのひざに座って食べますが、成長するにつれてイスに座れるようになってきます。離乳食を食べるときの必需品であるイスの選び方を紹介しますね。
離乳食イスを選ぶときの4つのポイント
ベビー用品のお店に行くと、さまざまなイスが並んでいます。どのイスがいいんだろう?と悩んでしまいますね。イスを選ぶときの4つのポイントをお話しします。
1.両足が床につく
まずは、赤ちゃんの両足が床につくかを確認しましょう。食事のときに両足が床についていることは重要ポイントです。
たとえば想像してみてください。大人も足が床につくイスとつかないイス、どちらが安定しますか?おそらく足が床につくイスだと思います。赤ちゃんも同じです。体をしっかり安定させるためにも、選ぶときに意識してあげてください。
2.背もたれがある
まだお座りが安定していない時期です。背もたれがないと、後ろにひっくり返ってしまいます。必ず背もたれのあるイスを選びましょう。
3.ひじ掛けがある
こちらも背もたれのあるイスと同じ理由です。ひじ掛けがないと、横にコロンとひっくり返ってしまうこともあります。
4.汚れをふき取りやすい
離乳食期は、イスもテーブルも汚れる場面が多くあります。布巾などでサッと拭き取れるイスがいいですね。私は拭くだけではすっきりしないので、丸洗いできるものを選んでいました。
両足がつかない場合はどうすればいい?
「両足が床につく」ことが重要といいましたが、赤ちゃんが成長するたびにイスを何度も買い替えることはできません。少し大きめのイスに座ることもあると思います。
そんなときは、床と赤ちゃんの足の間に箱などを置き、足置きを作ってあげるといいですね。それだけで赤ちゃんは安定して座ることができます。また、成長に合わせて、イスの大きさを変えられるものもあるようなので、品定めしてみてくださいね。
いろいろと書きましたが、「赤ちゃんをこのイスに座らせてみたい!」と、ママがウキウキすることも重要ですよ。イス選びを楽しんでくださいね!
保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。
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