「疲れやすい」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「疲れやすい」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
疲れやすい原因としてどのようなことが考えられますか?
伊藤 陽子(医師)
疲れやすい原因として、貧血、自律神経失調症や糖尿病、甲状腺機能異常、肝障害、腎臓病、重症筋無力症や慢性疲労症候群、睡眠時無呼吸症候群、低血圧、うつ病などが考えられます。疲れやすいのみでは、病気を特定することはできないため疲れが持続する場合にはまず内科を受診しましょう。
疲れやすいのは何が不足しているからですか?
伊藤 陽子(医師)
食べたものからエネルギーを作るのに必要なビタミンB1やビタミンB2が不足すると疲れやすくなるといわれています。また、貧血の場合には鉄分不足の方もいます。
体力が無く疲れやすいのは病気ですか?
伊藤 陽子(医師)
病気の可能性もあります。疲れやすい状態が続く場合は、念のため医療機関を受診して原因をチェックしてもらいましょう。
まとめ疲れやすさが持続する場合には、まず内科を受診!
疲れやすい症状が続く原因には、さまざまなものがあります。休息を取れていないだけの可能性もありますが、さまざまな病気が隠れていることもあるので症状が続くときは医療機関を受診してください。適切な治療を受けることで疲れがとれ、毎日を元気に過ごせるようになるでしょう。
配信: Medical DOC