リュウジ『レンジで超簡単に出来る爆速茶碗蒸し』 コスト20円でレンチン5分だと⁉「虚無たまご」に挑戦!

リュウジ『レンジで超簡単に出来る爆速茶碗蒸し』 コスト20円でレンチン5分だと⁉「虚無たまご」に挑戦!

料理研究家のリュウジさんが、またもや庶民にうれしい“スゴ技”レシピを開発してくれました!その名も「虚無たまご」。卵1個&電子レンジ調理で超簡単に出来る、爆速茶碗蒸しだそうです。溶いた卵に調味料と水を入れ、電子レンジ600Wもしくは500W加熱と200W加熱の組み合わせで仕上げる一品。卵1個あれば、5分ほどで出来るそう。朝食や夜食、二日酔いの朝や体調が悪い日にもササッと作れちゃいますよ。

【レンチン3分】これ以上簡単はない!調味はお吸い物の素だけの「茶碗蒸し」に挑戦!口当たりつるん♡

料理研究家リュウジさんの爆速とろぷる卵料理♪

「虚無たまご」を紹介している、リュウジさんのポストはこちら。

ポストには、実際に作った人から「とても簡単でおいしかったです!」「このライフハックは助かります。ちゃんと完成された茶碗蒸しの味。『これ!うま!!つゆ』、有能すぎる」といったコメントが届いていました。

あの難しい茶碗蒸しが、レンチンでいとも簡単に作れるなんて興味津々。さっそく作ってみよう!

リュウジさんの爆速茶碗蒸し「虚無たまご」の材料と作り方

【材料】1人分
卵…1個
水…150ml
ヤマサ「これ!うま!!つゆ」…大さじ1 ※めんつゆや白だしでもOK
塩…ひとつまみ
砂糖…ひとつまみ

リュウジさん指定の調味料、ヤマサ「これ!うま!!つゆ」。めんつゆと白だしを足して二で割ったような調味料で、だしの旨味と甘味があり、和食だけでなく洋食にも合う濃縮つゆだそうです。これを入れると、一発で味が決まるとのこと。

【作り方】
1. 茶碗に卵を割り入れ、白身のコシを切り、白身と黄身をしっかり混ぜます。

2. 1に「これ!うま!!つゆ」、塩、砂糖を入れ、よく混ぜます。

3. 2に水を入れ、よく混ぜます。本来なら卵液をこすと、口当たりもなめらかになっていいそうですが、お手軽第一ということで、今回はこさないそうです。

4. ラップをせずに、電子レンジ600Wで1分40秒加熱します。500Wなら2分弱とのこと。

続いて、200Wで1分40秒加熱して、一旦様子を確認してから、さらに200Wで1分40秒加熱します。

電子レンジによって、加熱の強さなどが異なるため、あくまで加熱時間は目安。様子を見ながら加熱してくださいとのこと。また、200Wに設定が出来ない場合は、10~20秒の加熱を3~4回繰り返すといいそうです。

わが家の電子レンジは600W加熱が出来ないので、500Wで1分50秒加熱し、続いて200Wで1分40秒加熱して、様子を見ることに。

すると、こんな感じになりました。

500Wで1分50秒→200Wで1分40秒加熱したもの。

フチは火が通っていますが、中央がまだ全然。リュウジさんのものは、600Wで1分40秒→200Wで1分40秒の加熱で8割くらい火が通っていましたが、わたしの方は5割も火が通っていない感じ。まだまだ加熱が必要みたいです。

そこで、本来なら、さらに200Wで1分40秒加熱するところを、500Wで40秒加熱し、続いて200Wで1分加熱してみることに。

すると…。

あらら。ぐちょぐちょ(笑)。悲しい出来上がり。

500Wで1分50秒→200Wで1分40秒→500Wで40秒→200Wで1分加熱したもの。

でも、香りはしっかり茶碗蒸し(笑)。

食べてみよう。

おっ、味もしっかり茶碗蒸し(笑)。火が通りすぎたかなと思いましたが、なめらかな食感で、だしも効いていておいしいです。でも、カラザはちょっと気になるかな。

ということで味は合格点だけど、見た目が…なので、もう一度チャレンジ。

せっかくなので、カラザを取り除き、よりなめらかに仕上げるため、卵液を茶こしでこしてから、レンチンすることにします。

今回は先ほどの失敗を踏まえ、500Wの加熱でもう少し卵に火を入れたいので、2分加熱し、続いて、200Wで1分40秒加熱して様子を見ることに。

すると、こんな感じになりました。

500Wで2分→200Wで1分40秒加熱したもの。

火の入り具合が偏ってる~。下の画像の右側(〇で囲んだ部分)は、完全に火が通っていて、むしろ通りすぎという感じ。

500Wで2分→200Wで1分40秒加熱したもの。

中央部分は、揺すってみるとまだ液体っぽい。全体的に見ると8割くらい火が通っているけど、局地的に火が入り過ぎている…。なかなか難しいですね、電子レンジ加熱。

リュウジさんレシピに従うならば、200Wでさらに1分40秒加熱することになるけれど…。そこまで加熱すると、右側がポソポソになりそうなので、とりあえず、200Wで30秒加熱してみることに。

すると、ほぼほぼ火が通りましたが、もうあと少し加熱したい感じだったので、200Wで10秒加熱することに。

出来上がりはこんな感じ。

先ほどよりはキレイだけど、見た目の美しさは…ないわね(笑)。

500Wで2分→200Wで1分40秒→200Wで30秒→200Wで10秒加熱したもの。

先ほど〇で囲んだ部分はこんな感じ。さらに火が通り、ぶつぶつしています。残念。

500Wで2分→200Wで1分40秒→200Wで30秒→200Wで10秒加熱したもの。

今回の加熱時間をまとめると、500Wで2分加熱→200Wで1分40秒加熱→200Wで30秒加熱→200Wで10秒加熱。トータルで4分20秒の加熱となりました。

これは、あくまでわが家の電子レンジの場合で、各家庭の電子レンジや入れる器の大きさ、使う卵のサイズなどによっても、火の通り具合は変わってくると思います。

ということで、卵を割るところからの調理時間はだいたい5~6分。見た目はともかく、茶碗蒸しがこんなに早く出来るのは、かなり優秀です。

では、食べてみよう。

あっ、最初に作ったもののさらに倍、いや、3倍おいしい。よりふわっとしてなめらかで、喉ごし最高。飲めますね。

料亭で出てくるようなお上品な味で、とってもおいしいです。実は、先ほどの味付けがわたしには少し濃かったので、「これ!うま!!つゆ」大さじ1を大さじ1/2にして、代わりにめんつゆ(2倍濃縮)を大さじ1/2加え、味付けをちょっと変えたんです。それが、わたしには大正解でした。

続いて、加熱しすぎて“す”が入ったようなぶつぶつした部分も食べてみよう。


あっ、問題なく、おいしい。ここもふわっとしてなめらか。ボソボソした食感もないし、硬くもない。上出来です。

加熱時間もなめらかさに影響するとは思いますが、卵液をこすほうが、たとえ加熱しすぎたとしても、なめらかさはキープ出来るかなと思います。面倒くさくなかったら、ぜひ。

ちなみに、リュウジさんはこれをご飯にかけて食べるのがお好みとか。また、味変でラー油をかけてもいいそうですよ!

リュウジさんの「虚無たまご」は、卵1個を使い、電子レンジの600Wもしくは500W加熱と、200W加熱の組み合わせで出来る、爆速茶碗蒸しでした。材料を混ぜてレンチンするだけなので、体調が悪いときでもこれなら作れそう。知っておくと、いざというとき役に立ちそうなレシピです。

多少加熱しすぎたとしても十分おいしいので、加熱時間にそれほど神経質にならなくても、大丈夫。作ってみてはいかがでしょう。

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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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