超加工食品を避けるための具体的な方法を解説
編集部
超加工食品を避けるための具体的な方法はありますか?
高木さん
超加工食品を避けるオススメな方法は、以下のとおりです。
超加工食品であるか区別できる能力を身につける
裏面の栄養成分表示を確認し、原材料が丸ごと使用または調理されているか確認する
まとめて多めに作っておく
よく使う調味料は手作りする
一度、キッチンの周りを整理し、超加工食品が保管されていないか確認してみましょう。
編集部
超加工食品であるかを簡単に区別する方法はありますか?
高木さん
食品そのものを見て、素材のままか、加工されて作られているか、見分けることです。「食品分類の枠組み」で解説したとおり、未加工食品か超加工食品かは見た目で判断可能です。また、食品を購入する際は、裏面の栄養表示を確認しましょう。乳化剤や果糖ぶどう糖液糖などの食品添加物が記載されている食品は、超加工食品です。
編集部
超加工食品の摂取を避けるためには自炊が有効とわかりましたが、毎日料理できない場合はどうすればいいでしょうか?
高木さん
どうしても忙しくて毎日料理ができない場合は、1日でまとめて多く作っておきましょう。また、メニューを考えるとき、主食・主菜・副菜と定食形式に揃いやすくなり、栄養バランスが整います。超加工食品は「単品食べ」になってしまい、糖質や脂質が偏り、栄養バランスが崩れます。手作りの調味料は、健康な体にとって効果的です。市販で売られているマヨネーズやソース、ドレッシングなどの加工された食品から避けられ、食費も節約できます。
編集部まとめ
超加工食品はとても便利ですぐに食べられますが、食べすぎると健康被害を起こしてしまいます。疲れてしまって、料理する時間も取れなかったりしますよね。スーパーやコンビニで買い物する際は、栄養成分表示を確認してみてください。なるべく多めに料理する時間と量を作ることで、健康的な生活が送れるでしょう。
配信: Medical DOC
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