血豆とメラノーマの見分け方についてよくある質問
ここまでメラノーマが背中にできた際の対処法・検査法・治療法などを紹介してきました。ここでは、メラノーマが背中にできる好発年齢・予後についてのよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
血豆やメラノーマの疑いがある場合は何科を受診すればよいでしょうか?
高藤 円香医師
皮膚科を受診しましょう。ただし、メラノーマは皮膚以外にも目・鼻腔・口腔などの粘膜に生じます。メラノーマが生じた箇所に応じて眼科・歯科・皮膚科を受診してください。
ほくろとメラノーマの見分け方を教えてください。
高藤 円香医師
メラノーマを疑うポイントに以下の5つがあります。
非対称性
境界が不明瞭
色が不均一
直径が大きい
拡大している
上記の症状が4つ以上あてはまる場合はメラノーマの可能性があり、2つ以下の場合はほくろの可能性が高いでしょう。気になる症状がある際には、皮膚科で受診してください。
編集部まとめ
血豆とメラノーマは、色・感触・痛み・自然治癒の期間・増殖速度の点で違います。
血豆は、外傷やアレルギーが原因でできる可能性があるため、メラノーマに比べて気付きやすいでしょう。
しかし、メラノーマは初期の頃には痛みもないため、自覚症状がないまま進行していることもあります。
実際に、血豆とメラノーマを見分けるのは難しいかもしれません。血豆やほくろなどの異変に気付いた際には、早めに医療機関を受診しましょう。
配信: Medical DOC