「乳がんの検査費用」はご存知ですか?検査項目や受診頻度も解説!【医師監修】

「乳がんの検査費用」はご存知ですか?検査項目や受診頻度も解説!【医師監修】

​​乳がんの検査費用についてよくある質問

ここまで乳がんの検査と費用などを紹介しました。ここでは「乳がんの検査費用」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

乳がんの精密検査には保険が適用されますか?

小坂 泰二郎(医師)

はい、医師が必要と判断した精密検査には保険が適用されるため、自己負担額は低く抑えられます。例えば自覚症状があり、医師が乳がんを疑った場合、保険診療で精密検査を受けることができます。自覚症状がない場合の任意の検診(本人の希望など)には保険が適用されないことがありますので、受診予定の医療機関とご相談ください。

マンモグラフィと超音波検査は両方受けるべきですか?

小坂 泰二郎(医師)

両方受けることで、より精度の高い診断が可能になります。特に、しこりがある場合や乳腺が密な方は両方の検査を受けることが推奨されます。マンモグラフィと超音波検査は、それぞれ異なる特徴を持つ検査です。マンモグラフィは、乳房の石灰化などの微小な変化を検出することに優れています。一方、超音波検査は、しこりの大きさ・形・血流などを詳しく調べることができます。一般的には、マンモグラフィと超音波検査の両方を組み合わせることで、より精度の高い検査を行うことが可能です。ただし、検査間隔や検査内容については、医師と相談のうえ決めてください。可能であれば両方受けることをおすすめします。

編集部​​まとめ

乳がん検査は早期発見と早期治療のために大変重要です。

乳がん検査の費用は、受ける場所・状況・方法によって大きく異なりますが、自治体の補助や保険診療を活用することで負担を軽減できます。

定期的な検査を受けて、乳がんの早期発見を心がけましょう。

気になる症状がある場合は、費用を気にせずに早めに医療機関を受診することが大切です。

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