『話し合いのできない夫』に悩まれていませんか?
『話し合いのできない夫』の種類とその根本的な理由、そして改善策について解説します。
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1、話し合いができない夫~あなたの夫はどのタイプ?
「話し合いができない」と言っても、いろいろなタイプがあります。
いずれのタイプであっても、「もう話したくない」とこちらが思ってしまうのは同じなのですが、まずはあなたの夫のタイプを探してみましょう。
(1)怒鳴る・キレる夫
話の核心に入ると、いきなり怒鳴ったり、キレる夫。
このようなタイプの夫は、意外に小心者であることが多いかもしれません。
日頃からあなたに何か負い目を感じているか、仕事やプライベートで何らかのトラブルを抱えている可能性があります。
また、このタイプの夫は、妻に指摘されると、自分の自尊心が傷つけられたと感じる傾向があるため、いきなり怒りを表すことで、妻と向き合うことを回避しようとします。
(2)黙る夫
黙っている夫・・・。
妻のあなたとしては、いつもなんら対処のしようがないのではないでしょうか。
ただイライラするだけです。
その沈黙が無関心から来るものなのか、それとも、あなたに対する無言の抗議なのか、はたまた思考停止なのか。
(3)話題を変える夫
相談しようとすると、話題をはぐらかす夫。
話そうとすると、席を立ってお風呂やトイレへ行ってしまう夫。
理由はそれぞれでしょうが、この話題を変える夫というのは、あなたの話から逃げようとしています。
何か後ろめたいことを抱えている可能性も否定できません。
(4)スネる夫
話し合っている時にスネる夫というのも、また手ごわいタイプです。
よくわからないことで、いつも最後はあなたが責められている気がしてきます。
もう話すのやめよう、と思ってしまうのも無理はありません。
2、夫が話し合いをしない3つの理由
それにしても、どうして夫は話し合いができないのでしょうか。
本項では、夫が話し合いをしない・できない3つの理由を解明していきましょう。
(1)妻の話は夫への攻撃がほとんどだと決めつけている
夫が妻と話し合いをしない理由として、妻の話はほとんどが夫に対する不平不満であり、夫への攻撃だと決めつけているということがあります。
よく考えてみてください。
いつでも「ダメねぇ」「全く・・・」などとため息まじりで話してくる人や、「この前悪いことしたでしょ?」とするどく責めてきそうな人、責任を押し付けるかのように丸投げで問題提起してくる人と、近づきたいと思うでしょうか?
(2)意見の交換が苦手である
会社では、上司と部下は上下関係です。
よほど自由な雰囲気の会社でない限り、上意下達というのが基本ですから、夫は、お互いがフランクにそれぞれの意見を交換するということ自体に慣れていない可能性も。
学生時代に運動部に所属していたり、亭主関白の父親の下で育った夫にも、こういうタイプが多いと言えます。
こういう場合、
意見を言う=自分に逆らっている
ととらえている傾向があり、妻が意見交換をしたいつもりが伝わっていないかもしれません。
(3)「妻=癒し」であって、話し合いをする相手と思っていない
こういうタイプの夫は、家庭は安らぎの場であるべきだ、という信念を持っています。
妻のあなたのことを、共に家庭を築くパートナーというよりは、ひたすら自分を癒してくれる存在と考えているのです。
こういう場合、夫はあなたの意見を聞きたいとは思っておらず、話し合いの相手として認識していません。
配信: LEGAL MALL