『La boutique Uncinq』を営みながら、毎日を丁寧に過ごす平野みかほさん。愛らしい娘さんふたりとの穏やかで微笑ましいエピソードを中心に、みかほさんの好きなものをご紹介していきます。第4回目は、お子さんが毎日愛用しているお気に入りたちを紹介してくれました。みかほさんらしいヴィンテージのアイテムから普段使いしやすい食器など、気になるものばかり! ぜひチェックしてみて。
こんにちは。
吹く風が涼しい、ここ数日。
待ちに待った季節の変わり目がやってきたように感じます。
だんだんと秋の気配を感じる日が増えてきましたね。
今回のコラムでは、愛用しているものー子どもたち編ーとして、娘たちの日用品をご紹介させていただければと思っています。
<uka シャンプー、コンディショナー/for Ace Hotel>
次女が2歳になったタイミングでベビーシャンプーを卒業し、家族全員で使えるシャンプーとコンディショナーを探していたときに出会いました。天然由来原97%配合で、日本で取れるヨモギ葉エキスを使用。保湿成分多いため、年齢問わず使えるそう。香りもユズ、シダーウッド、ペパーミント、ローズマリー、ゲットウなどがブレンドされていて、爽やかでスッキリした自然な香り。洗い上がりもさっぱりで、家族全員のお気に入りに。1年ほど愛用しています。
<uka ヘアオイル/Rainy walk>
もともと私自身、〈uka〉製品が好きで、はじめて購入したのがこのヘアオイルでした。長女の髪質は太くしっかりしていますが、少し乾燥気味。ロングヘアなのもあり、くし通りをよくするために使用しています。べたつかず、軽やかなテクスチャーなので、小学生の長女も使いやすそう。身支度中の長女を見て、「ねーねのいいにほいのちゅかいたいー」と毎朝、おねだり気味な最近の次女です。
<お気に入りのヘアアクセ>
シンプルなデザインを好むようになった長女に変わり、可愛いアイテムをたくさんつけたい盛りの次女。長女のときから少しずつ集めていたヴィンテージのヘアピンや、古いパーツを使用してつくった自作品など、そのとき可愛いと思ったものを。
ヴィンテージのヘアピンは海外出張の際に購入することが多いのですが、パーツや古い生地は、都内で開かれている蚤の市などで購入しています。
“おしゃれ心”は、私にとって自分を愛するきっかけに繋がる大切なことのひとつだと考えているので、これからも娘たちの波長に合わせて一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。
<TENERITA/超甘撚り>
もう、何年使ってるんだろう。と遡れないほど(たぶん9年くらい)、家族でお世話になっている〈テネリータ〉のバスタオルとフェイスタオル。わが家は、子どもたちのブランケットも〈テネリータ〉です。〈テネリータ〉は日本ではじめてオーガニックコットンの国際認証を取得しており、特に超甘撚りシリーズは、贅沢なほどしっとりふわふわで、子どもたちも思わず顔を埋め「きもちいいー」と声が漏れるほど。
子どもたちとの生活が始まり、大好きだったひとりのお風呂タイムがなくなってしまった私を救ってくれたのも〈テネリータ〉でした。毎日お洗濯してもふわふわなので、約半年に1回買い換えています。
<eco storeランドリーリキッド/ユーカリ、ファブリックソフナー/シトラス>
いろいろ使ってみましたが、今はこの製品に落ち着きました。洗濯物が乾いたあとも強い匂いが残ってしまう強い香りが苦手なのですが、〈eco store〉シリーズはほとんど香りが残りません。私自身もヴィンテージの衣服が多いので、やさしく、しっかりと汚れを落としてくれるのも嬉しいポイントです。
定期便で大きいサイズを購入し、小さなボトルに入れ替えて使用中。
<Polka Vaseline>
見た目の可愛さに惹かれ、中目黒のチョコレートスープショップにて購入。乾燥する時期になると、長女は寝る前のリップケアとして使っています。
<Tea Tree Antiseptic Ointment>
友人に教えてもらってから、ここ数年愛用中。主にあせもや虫刺されのときに使用していますが、すぐにかゆみが治まり、腫れも落ち着きます。原材料は、オリーブオイル、ミツロウ、ユーカリ、ペパーミント、ラベンダー、ティーツリーオイルなどの天然由来のものなので、刺激が少なく、我慢できなくてかきすぎちゃった! そんなときも沁みないため、公園遊びやお出かけ時には必ず持参。虫の多い時期に大活躍です。
<お気に入りのヴィンテージマグ、グラスたち>
以前、長女が海外出張に同行したときにアンティークモールで選んだもの、蚤の市で購入したものなど、さまざまです。ちょっとお水を飲むのにも、お気に入りで飲むと気分が上がるよね。と、その日の気分に合わせて食器を選ぶのが私の習慣。最近、長女にもその習慣が少しずつ浸透しつつあり、「今日はどれにしようかなー」と楽しそうに選んでいます。人生も選択の連続なので、日常の小さなことから“好き”という感情をたくさん芽生えさせ、積み重ね、自分に蓄えていくことで、これからの道標になってくれたらいいなと、密かに思ったりしています。
<長女が自作したマグカップ>
通っている陶芸教室にて。自分でつくったマグカップは、やっぱりどこか特別。
お気に入りで壊したくないから、忙しくない休日に使うのが長女のマイルール。
<木工製品>
偏食期真っ只中の次女。おかずを小皿に少しずつ分けると食べてくれるようになったので、木製の小皿を活用中。〈ニトリ〉で購入しました。スプーンとフォークは、〈トナリ木工〉のものを。天然素材は使い込んでいくと表情が変わり、ときの流れを感じられるので好きです。用途を選ばないのも◎。
ときにはプラスチックの便利性にも頼りながら、使い続けたい素材のひとつです。
<ペッパピックのカトラリー>
次女が今いちばんお気に入りのペッパピックのカトラリー。
愛用品の多いわが家、物選びの基準や惹かれる理由はそれぞれですが、お気に入りが見つかったときの幸福感、生活に馴染み相棒となる心強さ。嬉しいものです。
ぜひ、秋の夜長のお供に読んでいただければ幸いです。
みなさま、どうぞ楽しい秋をお過ごしください。
PROFILE
平野みかほさん
『La boutique Uncinq』オーナー
8歳と2歳の女の子のママ。“一期一会“をコンセプトに、世界各国から集めたヴィンテージ/アンティークの品々を取り揃えた小さなブティック『La boutique Uncinq』を中目黒に構える。商品の買い付けを始め、オリジナル商品のデザインや製作も手掛けている。
Instagram:@la_boutique_uncinq
配信: HugMug
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