5、メリットだけを享受する「持ち込み方式」とは
法テラスに連絡して紹介された弁護士に依頼する場合には以上のデメリットを受けることになりますが、実は、これらのデメリットを排除する方法があります。
その方法とは、自分で弁護士を選んだ上で、その弁護士を介して法テラスに民事法律扶助を申し込むことです。
この申し込み方法のことを「持ち込み方式」といいます。
債務整理に詳しい弁護士を自分で探して相談すれば、前項「(2)」のデメリットは回避できます。
また、弁護士によっては民事法律扶助の利用条件を満たしていると判断すれば、審査結果を待たずに債務整理手続きに着手してくれることもあります。
この場合、前項「(1)」のデメリットも回避できます。
つまり、持ち込み方式を用いることによって、法テラスのデメリットを排除し、メリットだけを享受することもできるのです。
債務整理に詳しい弁護士を探すには、インターネットで検索して債務整理の実績が豊富な法律事務所や、債務整理に関する詳しい解説記事をホームページに多数掲載している法律事務所を探すのがおすすめです。
まとめ
法テラスの民事法律扶助は、法テラスに直接連絡しなければ利用できないわけではありません。
持ち込み方式に対応している法律事務所に相談すれば、迅速に、かつ低料金で弁護士に債務整理を依頼できます。
借金問題で切羽詰まっている方は、お早めに無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。
債務整理に関する詳細は以下の関連記事をご参照ください。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
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