湿気が多くなる梅雨はニオイが増しても仕方ない?
まずは、トイレのニオイが増してしまう原因を探ったところ、梅雨特有の湿気の多さにありそうです。ニオイを感じる鼻の嗅粘膜は適度な湿度が必要といわれていて、湿度が高くなる梅雨はニオイを感じやすくなるのだとか。そのため、もし、トイレのニオイが気になるようであれば、普段の掃除よりもしっかり汚れを取り除く必要がありそうです。
トイレ掃除にはマイナスドライバーを使う
毎日または数日おきにトイレ掃除をする人は多いと思いますが、どこまで掃除が行き届いているのか、チェックしてみましょう。
■便座の裏と便器の淵
尿飛びや軟便が付着しやすい箇所なので、念入りに掃除すると◎。トイレ掃除専用のふき取りクリーナーで、ゴシゴシ拭くだけでもキレイになります。汚れは時間が経つと落としづらくなるので、毎日拭き掃除しておくと、汚れも取りやすくて掃除が楽になるはず。
■トイレの壁
見落としがちなのがトイレの壁。男性が立ったまま用を足すと、尿が壁まで飛んでしまう可能性も…。そのため、壁に使用しても大丈夫な洗剤を使って、拭き掃除しておくとニオイの軽減につながります。
■便器と床の結合部
床と一緒に便器と床の結合部の掃除も忘れずに。結合部は溝になっているので、通常の拭き掃除では汚れを落としきれません。そこで便利なのがマイナスドライバー。布を巻いて洗剤を付けたマイナスドライバーで、結合部の溝を丁寧に掃除しましょう。マイナスドライバーではなく、先細タイプの掃除用ブラシでもOK。
梅雨は、湿気のおかげで汚れを落としやすい掃除シーズンともいわれています。トイレのニオイが気になるようであれば、いつもよりちょっと念入りに掃除してみませんか?
(文・山手チカコ/考務店)
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