肌だけではない!衣服の日焼けを防止する方法ってある?

第946回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
気温があがり、薄着で出かけることが増えるいまの時期。気になるのは紫外線。気象庁のウェブサイトによると、紫外線の強さを指標化した「UVインデックス」がとくに増加する月は、5~8月。そのため、お出かけ前に、日焼けどめクリームを肌に塗るママは多いはず。でも、日焼けしてしまうのは、洋服も同じ。

洗濯物を変色させないコツは?

洗濯物を外に干していたら、日光があたっていた部分だけ、変色してしまった…。なんて経験ありませんか? 実はそれ、紫外線が原因といわれているんです。洋服に使用されている染料が、紫外線の影響で分解されてしまうなどの理由で変色してしまうそう。そのため、紫外線がとくに強くなるこれからの時期は、洗濯物の干し方にも注意が必要です。

天気のいい日に、日差しが降り注ぐ下で洗濯物を干すのは気持ちいいものですが、それはNG。できるだけ日光にあたらない場所で干しましょう。また、Tシャツやズボンなど、裏表がある洗濯物については、裏返してから干すようにすると、表面へのダメージを和らげることができます。さらに、洗濯物を干しっぱなしにすると、紫外線を受ける量が増え、変色の可能性が高まってしまうので、乾いたらすぐに室内に取り込んでください。

肌だけではない!衣服の日焼けを防止する方法ってある?

室内で保管するときに気を付けるポイント

洋服の変色は、干しているとき以外も起こることがあります。実は、室内の蛍光灯からも紫外線で出ていて、人への影響は少ないものの、洋服の変色の要因になるといわれているのです。カーテンレールにハンガーで吊るしっぱなしにするのではなく、光の届かないクローゼットやタンスのなかに、きちんとしまうことで、変色を防ぐことができるのだとか。

ちなみに、変色防止として洋服用のUVカットスプレーも発売されているので、外出時の紫外線の影響も気になるという人は、調べてみるといいかもしれません。

大切な洋服は、いつまでもキレイに着ていたいですよね。そのためには、日ごろのお手入れが大切。少しでも長く着れるように、洋服の日焼けにも気を付けましょう。
(文・山手チカコ/考務店)

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