「本日限り」とか「限定20個」といった宣伝文句がついた商品を見ると、買わずにはいられない人はいませんか? お得な買い物をしたつもりが、実は、お店側の販促戦略にまんまとハマっているということも。
ふだんから節約を心がけ、お得情報をチェックして、1円でもお得を見逃さないようがんばっているのに、なぜか思うようにお金が貯まらないという人ほど、案外、損する落とし穴に落ちやすのかも?
知らず知らずのうちに損を生み出している習慣について、全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが解説します。
1.送料を節約するために送料無料まで買い物をする
必要なものや欲しいものを買った総額が、送料が無料になる金額に達している場合はお得になりますが、送料が無料になるまで、それほど必要でも欲しくもないものを買うのはムダな買い物。本来なら使わなくても済んだお金を使ったことになります。
2.松竹梅の定食は、真ん中の値段の「竹」を選ぶ
「松」はお刺身も天ぷらもついておかずは豪華だけど、値段が高い。「梅」は値段は安いけど、おかずがちょっと淋しい。その点「竹」はおかずの内容も値段もまあまあ……と値段が3段階に設定されている場合、真ん中がお手頃と考えがちです。
お店側はそれを見込んで一番売りたいもの、言い換えればお店側にとってコスパがよく、儲けが大きいものを真ん中の値段にすることも。注文する前に「竹」が自分にとって適正価格かをもう一度確認して。
配信: サンキュ!