【BIG発言】ジャニーズ独立の先輩・田原俊彦が元SMAPメンバーを励ます

第593回 ママテナTVウォッチ&ガイド
元ジャニーズ事務所所属の歌手・田原俊彦(56)が6月20日(火)発売の『週刊女性』で元SMAPメンバーにエールを送り、自身のジャニーズ事務所時代を振り返った。
TOSHIHIKO TAHARA official web siteより
TOSHIHIKO TAHARA official web siteより

田原は早くに父親を亡くし、一家の生活を支えるため、高校生になるとジャニーズ事務所に入所。その後は近藤真彦(52)、野村義男(52)とともにドラマ『3年B組金八先生』に出演し、一躍スターに。また3人で“たのきんトリオ”を結成し、’80年にはシングル『哀愁でいと』でソロデビュー。ヒット曲を連発し、ドラマでも活躍するなど、’80年代の芸能界を一世風びした。

プライベートでは‘93年10月、モデルの向井田彩子(45)と結婚し、向井田は’94年2月に長女の田原可南子(23)を出産。だが田原は長女誕生の記者会見の場で「何事(結婚も出産も)も隠密にやりたかったけど、僕ぐらいビッグになってしまうとそうはいきません」という“BIG発言”を連発。瞬く間に世間のバッシングを受け、その後3月にジャニーズ事務所から独立している。現在、長女の可南子は芸能界デビューを果たし、女優兼歌手として活動中だ。

今回『週刊女性』のインタビューに応じた田原は、BIG発言について「マスコミは嫌いですよ(笑)。当時は人のプライベートの邪魔をするなって思っていたけど、それでもほっといてくれなかったのは、僕が“BIG”だったからでしょうね(笑)。あの発言で風向きが変わってしまったけど、それは僕のやり方が下手だっただけ。いい時も悪い時もすべて自分の責任ですから」と当時を振り返った。

また「ジャニーズに残っていたからといって、順風満帆だったかはわかんないしね。僕の場合は組織に残って活動を制限されるよりも、自分の手でいろいろやりたいと思った。だからSMAPにも頑張ってほしいですね。ジャニーズに残るのも出るのも、ひとつの選択だと思うしね」と元SMAPメンバーにエールを送った。

田原をはじめ、ギタリストとして活躍する野村義男、川崎真世(54)、シブがき隊の薬丸裕英(51)・本木雅弘(51)・布川敏和(51)に、元・光GENJIの諸星和己(46)などジャニーズ事務所から独立したタレントは数知れず。元SMAPメンバーも、自由にそれぞれが光り輝ける道で活躍してほしいものだ。

(文/タカザワ紅緒)

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