「自信がなくなる」「悲しい」作った料理を子どもが食べてくれないとネガティブな感情に…約8割の親が悩み

「自信がなくなる」「悲しい」作った料理を子どもが食べてくれないとネガティブな感情に…約8割の親が悩み

約35%が「一緒に夕食を食べないことがある」と回答

「Q6. 普段子どもと一緒に夕食を食べていますか?」と聞くと、「子どものために夕飯を作っても、一緒に食べない日がある」人が24%に。「まったく一緒に食べない」人も10%いました。

※「別居しているため」……子どもの進学などで別々に暮らしている

「Q7. 前問で『いいえ』『一緒に食べる日と食べない日がある』と答えた人に質問です。一緒に食べられない・食べていない理由をお答えください。」と聞きました。

回答者の74%は小学校高学年以上の子どもがいる親で、理由の1位は「子どもが塾や部活動、習い事で帰宅時間が遅い」(30%)となり、中には「塾弁を作っている人」(7%)も。

2位の「子どもとは別のタイミングで食べる」(25%)は、「食事を作ったらまず子どもに食べさせてから、自分は食べられるタイミングで食べる」など、慌ただしい中、子どもの食事を最優先にしている様子がうかがえました。

ほか、自分が仕事をしていて帰宅が遅くなるなど、「子どもと食事時間を合わせられない」人も20%いました。また、「子どもが反抗期で一緒に食べていない」という回答もありました。

料理が出来上がったタイミングで子どもが食べられない場合、麺料理は伸びてしまうし、焼いたものは固くなったり、揚げ物はしなびてしまったり……と、「時間が経っても冷めてもおいしい」ごはんを作る必要が出てきます。

ただでさえ子どもの好き嫌いで「食べる」料理が限られている中、作れるレシピが限定されてしまうため、より工夫が必要になることが想定できます。

「自信をもって食事を作っている」人は、わずか3割程度

「Q8. 自分が作る食事について、あなたは自信がありますか?」との問いに対しては、「自信がある」人は33%にとどまりました。

「Q9. 前問で『いいえ』『どちらともいえない』と答えた人に質問です。理由を教えてください。」では、自信がない理由の1位「作る時間がなく簡単な食事ばかりだから」(29%)、2位「栄養の知識を十分に持っていないと思うから」(23%)と続きます。ほか、レパートリーの限界を感じている(3%) という声も。

関連記事: