知ってるつもりを回避しよう! 「偏差値」にも種類がある、中学受験用語「志望校」と「受験校」のちがいとは?

知ってるつもりを回避しよう! 「偏差値」にも種類がある、中学受験用語「志望校」と「受験校」のちがいとは?

チャレンジ校

チャレンジ校というのは、志望校や受験校の中でも、今の自分より大幅に偏差値が高い学校のことです。

大幅にというのは、偏差値5以上と考えてください。

第一志望がチャレンジ校であることも多いですが、第一志望とは別にチャレンジ校を設定して勉強のモチベーションにするケースもあります。

第一志望校とチャレンジ校を別に設定する場合は、両方に合格したときの進学先をあらかじめ考えておきましょう。

併願校・滑り止め校・抑え校・安全校

併願校、滑り止め校、抑え校、安全校……これらはすべて、今の偏差値なら合格圏内と考えられる学校を指します。

言葉は違いますが、どれもほぼ同じ意味です。この記事では併願校に統一してお話ししますね。

偏差値でいうと、自分より5ほど低い学校に対して使うケースが多いでしょう。

首都圏の場合は、1月に入試が始まる千葉や埼玉の学校を併願校とするケースもよく見られます。

併願校で合格を得て、自信を持って2月の第一志望校に臨むという作戦です。

第一志望へ向けた自信をつけることが目的の場合、併願校は合格しても進学を検討せず、テストの予行練習というだけの位置づけにすることも少なくないでしょう。

併願校選びで気をつけてほしいのが、学校の偏差値は一つではないということです。

複数回受験ができる学校では、回によって偏差値が大きく変わります。

一般に、後の日程になるほど偏差値は高くなっていくため、併願校を考える際は日程もよく考えたいですね。

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