日本人なら知ってて当たり前!? 「わび」と「さび」の意味【雑学うんちく図鑑】


「侘しさ」 / (C)ケン・サイトー/KADOKAWA

知ればものの見方が変わる!? 覚えておけば雑談のネタになる! おもしろくてタメになる雑学をたっぷりご紹介。

名前の由来やまぎらわしい言葉の意味の違い、生き物の不思議な体の仕組みなど、「改めて考えてみると知らない」ことは、私たちの身の回りに案外たくさんあるものです。そんな目からウロコの知識を幅広いジャンルからピックアップ。イラストを交えてわかりやすく解説しています。

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※本記事はケン・サイトー著の書籍『雑学うんちく図鑑』から一部抜粋・編集しました。

日本人なら知ってて当然!「わび」と「さび」


「わび」と「さび」の意味 / (C)ケン・サイトー/KADOKAWA

■ハミダシうんちく
もともと「わび」には「思いどおりにならないつらさ」、「さび」には「生命力が衰えていくさま」の意味があり、ともに否定的な感情を表す言葉ですが、逆にそれを評価し、その中によさを見出すという日本人独特の美意識、精神性があるといえます。特にこうした概念・思想の象徴としては「茶道」や「俳諧」があり、千利休や松尾芭蕉がしばしば引き合いに出されます。

著=ケン・サイトー/『雑学うんちく図鑑』

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