3.食事時間の調整
人間と同じで、猫も乗り物に酔ってしまうことがあります。電車酔いの基本的な対策は、食事時間を調整することです。猫を電車に乗せる2~3時間前までに、食事を終わらせておくと良いですよ。
しかし、猫は空腹が原因でも吐いてしまいます。たまに猫が吐いたときに、液体や泡のようなものが出ることがありますが、それは空腹による嘔吐です。
事前に食事を終わらせることは大切ですが、猫が空腹にはならないようご注意ください。もし様子がおかしいときは、一度下車して、お気に入りのおやつを与えるのもひとつの手ですよ。
「電車」に乗る前に準備をしておくとよいものとは
先述したように、猫を電車に乗せるときに絶対的に必要なアイテムは、適応サイズのキャリーバッグやケージです。
できれば「外が見えにくいタイプ」がおすすめで、その理由は猫の不安をあおらないためです。また、乗車客は猫が好きな人ばかりではないので、ほかの乗客にとっても猫の姿が見えない方が良いでしょう。
また、ハーネスやリードも事前に準備しておきましょう。念のためキャリーバッグの中にいる猫に着用させておけば、万が一脱走したときに役立ちます。
このほか、猫が粗相をしてしまったときのために、エチケット袋やティッシュ、ウェットティッシュ、除菌スプレーや消臭剤、ビニール手袋も持ち歩きましょう。キッチンペーパーや新聞紙、ポータブルトイレがあっても便利ですよ。
配信: ねこちゃんホンポ