亡くなった愛猫のための『葬儀社選び』…失敗しないためのポイント5つ

亡くなった愛猫のための『葬儀社選び』…失敗しないためのポイント5つ

愛猫の死は、飼い主さんに深い悲しみをあたえるものです。少しでも心の傷が癒えるように、お別れの時間は納得いくように行いたいはず。ここでは葬儀社を選ぶときのポイントを整理します。

1.猫の葬儀について知る

猫の葬儀社を選ぶ前に、まずは「猫の葬儀」とはどのようなものなのかをご紹介します。

猫が亡くなった場合、火葬の有無や供養の方法には、これといった決まりはありません。

飼い主さんには非情に感じるかもしれませんが、猫は一般廃棄物の扱いになるため、ゴミの日に出して焼却処分をしても『法律上に問題はない』のです。

しかし、家族として暮らしてきた愛猫を、無下に処分することはできないのが人情。多くのご家庭は、なにかしらの形で「猫の葬儀」を行っています。

猫の葬儀の内容は、各家庭の判断や葬儀社によって様々ですが、火葬、骨上げ、読経、お焼香、遺骨の納骨や返骨など。業者によっては祭壇を設けてセレモニーを行ってくれるところもあります。

また火葬の依頼先も様々で、火葬炉を保有している霊園であったり、移動火葬車といって火葬設備を搭載した車で対応する業者であったり、飼い主さんが選ぶことになります。

2.自分の要望を整理しておく

先述したように、猫を供養する方法に決まりはありません。だからこそ、別れの時間をどのように過ごしたいか、飼い主さん自身が整理しておく必要があるのです。

具体的には、「ゆっくりお別れをしたい」「どうしても時間がないので限られた条件で善処したい」といった気持ちの整理や、「骨上げは必須」、「返骨は必須」などです。

葬儀社やプランによっては、火葬だけ行うものもありますし、お経やお焼香、骨上げまで対応しているものもあります。そのため、飼い主さんの気持ちと実際の葬儀内容がマッチしないと、心にしこりを残すこ可能性があることを覚えておきましょう。

「もっとゆっくりお別れしたかったのに……」や「最後のお別れなのに後悔ばかり……」といった気持ちにならないために、業者選びの段階で自分の要望をまとめておくのがおすすめですよ。

関連記事: