3、略奪に成功したとしても幸せな関係になれるとは限らない!
「3、知っておきたい略奪愛のリスク」では社会的なリスク、金銭的なリスクをご紹介しました。
それなら「愛のために会社は辞めるから!お金は払うから!」という方もいらっしゃるとは思いますが、略奪愛には今後の人生において精神的なリスクも伴うことを覚えておいていただきたいと思います。
(1)罪悪感との戦い
略奪愛を選んだ場合、その行為によって他人の幸せを奪ってしまったことに対して罪悪感を感じることがあるでしょう。例えば、相手の奥さんが自殺をしてしまった場合、それが自分の行為によるものだという責任を背負うことになるかもしれません。また、自分自身が罪悪感を感じなくなってしまったとしても、周りからの非難や批判を受けることもあるかもしれません。
(2)噂はあっという間に広がる…周りの目が冷たい
略奪愛を選んだ場合、その行為が周りに広まる可能性があります。特に、略奪愛を良いとは思わない人が多い場合、周りからの視線や非難を受けることもあるかもしれません。友人や家族との関係も悪くなるかもしれませんし、結婚式に招待しても誰も来てくれなかった、という経験をする人もいます。また、略奪愛をした相手が自分を裏切る可能性もあります。
(3)そもそも略奪愛に応じる男は男として信用できるか疑問。略奪愛は基本的に続かない
略奪愛に応じた男性は、他の人の幸せを奪うことに踏み切る人です。そのような人物を信用できるでしょうか。また、略奪愛が成就しても、その関係が長続きすることは稀です。浮気や不倫をした人がまた同じような行為を繰り返すこともあるため、略奪愛が成功してもその後の不安を抱えることになるかもしれません。そうした精神的な負担を背負うことになるでしょう。
略奪愛まとめ
ご紹介したように略奪愛には様々なリスクが伴いますし、あなたが手に入れる幸せによって、沢山の人を不幸に巻き込んでしまう可能性もあります。
そのリスクを冒してまでも一緒になりたい相手ですか?
結婚して家庭を持った男性が不倫に走ってしまったということには、勿論あなたが美しくて素敵だったからという理由もあるでしょう。
奥さんに持っていないものをあなたは持っていたということもあると思います。
だからこそ既に相手がいる人ではなく、あなたを一番に考えてくれる相手となら、苦労をすることなくきっと素晴らしい未来を一緒に築いていくことができるでしょう。
今回の内容が「今すぐにでも略奪してしまいたい」と考えている方が一度立ち止まって冷静に考えてくださるきっかけになれば幸いです。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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