3.口呼吸をする
基本的に猫は、鼻呼吸をしていますが、緊張状態に陥ると「口呼吸」をすることがあります。
筆者の愛猫も、イレギュラーなことはやはり苦手で、キャリーバッグに入れて移動を始めると、ハッハッと短い呼吸をし始めます。
自律神経が乱れることで生じる自然な反応ですが、口呼吸が長く続くと、呼吸困難が起きる危険もあるため、十分注意してください。
もしも、特に緊張の要素がないのにも関わらず、頻繁に口呼吸を行っているのであれば、熱中症や他の病気を疑う必要もあるでしょう。
緊張をなだめてあげる方法は?
緊張しているサインが見られたときは、優しいトーンで話しかけることにとどめ、猫が落ち着くのを待ってあげるのがよいでしょう。
過度な干渉は控え、できるだけ大きな音を立てないよう配慮してください。
来客がある、掃除機をかける予定があるなど、これから起きることがあらかじめ分かっているのであれば、別室などの安心できる逃げ場をつくっておくことも、ひとつの手です。
とはいえ、引っ越しや動物病院の受診など、やむを得ない事情も考えられます。
緊張でパニックになることを避けるため、愛猫の性格によっては、獣医さんに相談の上「フェロモン製剤」を使って、緊張を緩和させることも検討しましょう。
配信: ねこちゃんホンポ