5、離婚の弁護士を選ぶとき、性別よりも大事なこと
今回は依頼する弁護士の性別に注目してメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、実際のところは性別よりも次のポイントを重視したほうがトータル的な満足度が高くなりやすい傾向もあります。
「女性・男性どちらの弁護士でも構わない」という方は特に、下記の項目を弁護士選びの目安にしましょう。
(1)話しやすい相手かどうか
弁護士といえどもやはり人間同士ですから、コミュニケーションの相性が良いこともあれば悪いこともあります。
1度依頼するとその後しばらくは長い付き合いになる弁護士だからこそ、「話しやすい」「フィーリングが合う」といった相性の良さをしっかり確認しましょう。
(2)信頼がおけるか
弁護士としてはもちろん、人間として信頼のおける人物かというのも見逃せないポイントのひとつです。
先ほどご紹介したような離婚分野での実績の多さや、リスクの説明の有無、さらに何か問い合わせを行った際のレスポンスの早さなども含めて、トータル的に信頼できる弁護士なのかどうかを判断しましょう。
また、依頼後は何度か弁護士事務所へ足を運ぶことになるため、自宅から通いやすい場所にある事務所を選んだほうが実質的な負担が少なくなります。
その一方で、「あまり自宅に近い弁護士事務所だと、近所の人に詮索されるかも…」「離婚することをなるべく知られたくない」という場合は、あえて自宅付近ではなく大きめのターミナル駅にある弁護士事務所を選ぶという手もあります。
いずれにせよ「本当に依頼するとなると、お金の面が心配」という方も多いかと思いますので、弁護士費用の相場やより具体的な弁護士の探し方については下記の記事もあわせてご覧ください。
まとめ
離婚問題で弁護士を依頼するとき、最も重要なのは依頼人と弁護士の相性の良さで、弁護士が同性か・異性かというのはその相性を判断するための一部分くらいに考えておくのがちょうど良いでしょう。
自分が女性だからといって必ずしも女性弁護士のほうが良いというわけでもなく、「夫が何を考えているのかさっぱり分からない」という状況の場合には、あえて男性弁護士に依頼したほうが夫の心理を読み解く手がかりを得られるケースもあります。
男性弁護士・女性弁護士どちらも在籍しているベリーベスト法律事務所では、担当弁護士の性別に希望がある場合、あらかじめご指定いただくことも可能です。
また、初回相談は無料で承っておりますので、今まさに離婚の悩みを抱えて困っている…というみなさんは、ぜひこの機会に気兼ねなくお問い合せください。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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