2.おっとりした口調
声の高さもさることながら、おっとりした口調で語りかける人も好印象を与えます。
赤ちゃんや幼児に話しかけるシーンを想像してみてください。自然と「うんうん、そうだよね〜」と優しい口調になりませんか。この少しスローな雰囲気が安心感を与え、聞き心地が良くなるのです。
赤ちゃん言葉になる必要はないですが、猫に話しかける際はマイルドな口調を意識してみてください。
恐らく無意識にそうなるはずです。猫に会うと、不思議と高くて優しい声色になりませんか。これは『ベビーシェマ』という現象が関係しています。
猫特有の大きな目や丸いフォルムからは、赤ちゃんを連想させるのです。これが母性本能を刺激し、まるで赤ちゃんに話しかけるような口調になってしまうのです。
余談ですが、猫に愛おしさを感じる理由もベビーシェマが働くからだといわれています。
3.小さな声
声量もポイントのひとつで、小さいほうが耳心地が良くなります。猫は五感の中で最も聴覚が優れているので、大きな声で話しかけなくてもこちらの声は十分に届きます。
元々地声が大きな人は、『怖い人』という印象を与えやすいので気をつけてください。猫に挨拶をするときはボリュームダウンを心がけましょう。
そう、先ほどの『ネズミさんの声』のように"ある種のおまじない"をかけると良いかもしれませんね。
配信: ねこちゃんホンポ