肩が凝る原因
猫の肩が凝る原因はさまざまですが、主に以下のような理由が挙げられます。
長時間同じ体勢
長時間同じ体勢を続けると、筋肉が緊張して肩が凝ることがあります。特に、猫は一日の大半を寝て過ごす動物でもありますので、筋肉が凝り固まって血行が悪くなり肩が凝りやすくなります。
運動不足
室内猫はどうしても運動不足になってしまいがちです。
運動不足になると、筋肉が減少したり血行が悪くなったりすることが原因で、凝りやすくなる条件がそろった場合に体の状態として肩が凝りやすくなる傾向があるとされています。
ストレス
ストレスを感じた猫は、筋肉がこわばって血行が悪くなります。ストレスの原因としては、引っ越しや新しい家族が加わるなど、環境の変化が挙げられます。
それだけでなく、飼い主さんに構ってもらえず寂しい思いをしていたり、騒音なども猫のストレスになり得るので注意が必要です。
体の痛みや違和感により、ずっと力が入った状態にある場合もこりにつながる場合があります。
老化
猫も人間と同じように、年齢を重ねるごとに筋肉量が減少し、筋力が衰えることで、凝りや痛みを感じやすくなる傾向があるとされています。
続いて、飼い主さんがやってあげられる肩こりケアについてご紹介しましょう。
1.マッサージをする
人間が肩が凝ると誰かに揉んでもらうように、猫もマッサージをしてあげることで、筋肉がほぐれ、肩こりが解消されることがあります。
猫がのんびりとくつろいでいるときに、毛並みに沿って優しく撫でてあげたり、肩甲骨の辺りや首の後ろ、前足の付け根などを力加減に気を付けながらマッサージしましょう。
筋肉の緊張がほぐれるだけでなく、血行促進につながり、ストレスを軽減したりリラックス効果が期待できます。
ただし、猫が嫌がる素振りを見せた場合は、すぐにマッサージを中止しましょう。無理強いせずに、猫が心地良いと感じる範囲でマッサージをすることが大切です。
マッサージは、肩こりの解消だけでなく、コミュニケーションを深める絶好の機会でもありますので、より愛猫との絆が深まるでしょう。
配信: ねこちゃんホンポ