ここのところ、食料品の値上がりが目立っていますが、それでも、お金を貯めている人は上手に工夫して食費を上げないようにしています。一方、もともと食費が多めの人は、ますます食費が増えることに。食費が減らない人には、いくつかの共通点があるようです。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが「食費が減らない人の共通点」について解説します。
冷蔵庫に卵が何個残っているか言えない
今、冷蔵庫に卵が何個残っているかを言えない人は、冷蔵庫の在庫管理ができていない人。冷凍室でお肉が冷凍化石化していたり、野菜室でキュウリが溶けているかもしれません。
お金を出して買った食材を捨てるのは、お金を捨てるのと同じことです。お金を捨てていては、食費は減りません。
買い過ぎないことや、冷蔵庫を詰め過ぎないようにして、在庫管理をしやすくしましょう。
「大量パック=お得」の思い込みが強い
たとえばお肉などの場合、大量パックのほうが少量パックよりも100gあたりの単価が安いことがあります。単価が安いのはたしかにお得ですが、それは完食できた場合の話です。消費期限までに食べきれずに食品ロスになってしまっては、お得どころかお金のムダ。
お肉の大量パックに限らず、キャベツ、白菜、大根、カボチャなどの大物野菜も、丸ごと1個買ったほうが割安な場合でも、食べきれるかを考えてから買うのが本当のお得につながります。
配信: サンキュ!